キョウダイセブン

FreeWriting

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(150)

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(150) 三重県立高校運動部でいじめと疑われる行為 生徒は断続的に欠席 部活動には参加できず 学校側は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定(三重テレビ放送) 三重県内の県立高校運動部でいじめが疑われる行為があり、学校側が「重大事態」に認定したことがわかりました。三重県の木平教育長は29日、いじめ対策審議会で調査を進めていると説明しました。 私は三重県で生まれ育ち、名古屋の大学に通い名古屋で勤務して中学生や高校生を指導させてもらった。アメリカの中学校での指導経験もある。三重県を出て初めて三重県の中学校や高校の異常性を知ったものです。 部活動は「強制」をやめるべき。やりたい生徒はやり、やりたくない生徒はやらない。なんで、こんな当たり前のことが実行できないのだろう。ヤクザ予備軍のような生徒と大人しい内向的な生徒を「クラス」や「クラブ」という閉鎖空間に押し込めたらイジメ問題が起こるに決まっているではないのでしょうか。 最近、ブラック部活の問題がマスコミを賑わしている。しかし、それは「教師の労働環境」の改善という視点ばかり。生徒の声など誰

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(150)

キョウダイセブン

FreeWriting

誤送金問題の本当の理由(堀江貴文氏の見解)

誤送金問題の本当の原因(堀江貴文氏の見解) フロッピーディスクを利用していたことも明らかになったが、そうしたITリテラシーの低さなどを指摘した上で、「こういう小さい自治体でまともな町政運営ができるわけがない。生徒会レベルですよ。それは生徒会に予算4000万円を渡したらとんでもないことになるだろうってわかるよね。それぐらいの人材しか居ないというわけですよ」と繰り返し、「税金を使ってそういうずさんな管理をせざるを得ないような小さい自治体を残しておかなければいけないことが大きな問題。ひとつの日本の病理なのでは」と問題提起した。 私は堀江氏の上から目線の傲慢さが好きではない。しかし、この指摘は同意せざるをえない。私の住む町も過疎化が進んでいて「移住ランキング1位」などとアピールしているが、優遇措置をとると今回のような犯罪性向の高い人を招き寄せる可能性が高まる。 日々の問題に関して、市役所の職員、行政相談、弁護士相談などいろいろ利用させてもらって分かったことがある。それは、相談しても何一つ解決しないこと。たとえば、私はクリスチャンだから香典や神社の協力費などは困る。しかし、市役所の回答は 「自治

誤送金問題の本当の理由(堀江貴文氏の見解)

キョウダイセブン

FreeWriting

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起)

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起) 30代の頃、名古屋の河合塾学園をはじめてとする予備校・塾で講師をしていた。自分の塾を作って維持するための方法を考えていた。大規模塾の金看板が無ければ通用しない講師ではダメだと信じていた。 まず、教える対象。生徒と話すと 「野村萬斎が宣伝していたから」 とか 「ハイジが歌っていたから」 という理由で塾を選ぶ子はダメ。その程度の熱意の子を教える気はサラサラなかった。 いろいろ考えて、京大、阪大、名大などの受験生を指導対象にすることに決めた。私は、名古屋大学出身で英検1級に合格していたアメリカ帰りの英語講師だった。ところが、それでも旧帝ー特に、京大医学部医学科の生徒は 「で、先生が京大受けたら医学部のボーダーの8割超えられるんですか?」 と、疑ってきたのだ。 そんな生徒なら、狂言師やアニメで釣られたりしない。きちんと要望に答えたら東進、河合塾、駿台などの大規模校に対抗できると思った。ただし、6万人を擁する「佐鳴」でさえ東大理Ⅲを4名合格させたとテレビCMを流しているくらいだ。 When I was in my 30s, I was working

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起)

キョウダイセブン

FreeWriting

父親は一筋縄ではいかない(4章、名古屋大学の受験前)

4章,名古屋大学の受験前 数学に対する執着は残っていた。 最初に 「ボクは数学が苦手なのだろうか?」 と疑問を持ち始めたのは、四日市高校の2年生の頃。1970年代の四日市高校は男子の割合が大きく、男子クラスがあり私は男子クラスに在籍していた。 当時、男子は理系に進むのが大多数だった。その中にあって、テストの度に数学が壊滅的な点数になっていた。全国の模試なら、そこそこでも四日市高校の男子クラスではどうしても周囲の子と点数を比較してしまう。平均点と比べてしまう。 点数だけでもない。三角関数、対数、微積分と進むにつれて 「もうボクの頭には入りきれない」 と友人にぼやいていたのを思い出す。物理で13点を取り、 「こんなのありえない!」 とショックを受けて、クシャクシャにして捨ててしまった。私は数学の公式を使う場合に、 「証明できないと、使う気になれない」 というタイプだった。今思うと、それでは前に進めない。結局、自分が何をやっているのか分からなくなり気持ちが混乱し始めた。そして、1974年の大学受験の5日前を迎えた。 2階の勉強部屋で数学の勉強をしていたら、突然手足が震え始めて椅子からズリ落ち

父親は一筋縄ではいかない(4章、名古屋大学の受験前)

キョウダイセブン

FreeWriting

イナベより愛をこめて(9)

イナベより愛をこめて(9) 不当な圧力には断じて「ノー」と言え 日本の文化の特徴として「和を以て貴しとなす」というのがある。現代の言葉で言うと、同調圧力がきわめて強いということ。制服に反対でも、ブラック校則に反対でも、ブラック部活に反対でも、「ノー」というと目立つので黙ってしまう。 私はクリスチャンなので仏式の葬式はしなかった。神社で行う寄付もしない。「組」も抜けた。その時々に、周囲から同調圧力があった。陰口も多い。しかし、私にとって組長とか自治会長という肩書は意味がない。きちんと自分の思いを伝えれば、「あの人はそういう人だ」と周囲の人も諦める。 日本も21世紀になり、中国や韓国に経済的に追いつかれ追い抜かれて自分の国に何かしらの欠陥があることに気が付き始めている。制服も自由化が進み、ブラック校則やブラック部活を廃止、自由化する波は止めようがないほどの流れになってきた。 昭和の時代に生きていた教師が引退する頃には、制服は消え、校則は大半が廃止され、部活は好きな人だけがやるという当たり前な姿に変化していることだろう。 憲法も改正され、軍事侵攻しようとする隣国に“遺憾砲”ではなく「ノー」と

イナベより愛をこめて(9)