Share - 「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起)

キョウダイセブン

Writing

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起)

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起) 30代の頃、名古屋の河合塾学園をはじめてとする予備校・塾で講師をしていた。自分の塾を作って維持するための方法を考えていた。大規模塾の金看板が無ければ通用しない講師ではダメだと信じていた。 まず、教える対象。生徒と話すと 「野村萬斎が宣伝していたから」 とか 「ハイジが歌っていたから」 という理由で塾を選ぶ子はダメ。その程度の熱意の子を教える気はサラサラなかった。 いろいろ考えて、京大、阪大、名大などの受験生を指導対象にすることに決めた。私は、名古屋大学出身で英検1級に合格していたアメリカ帰りの英語講師だった。ところが、それでも旧帝ー特に、京大医学部医学科の生徒は 「で、先生が京大受けたら医学部のボーダーの8割超えられるんですか?」 と、疑ってきたのだ。 そんな生徒なら、狂言師やアニメで釣られたりしない。きちんと要望に答えたら東進、河合塾、駿台などの大規模校に対抗できると思った。ただし、6万人を擁する「佐鳴」でさえ東大理Ⅲを4名合格させたとテレビCMを流しているくらいだ。 When I was in my 30s, I was working

「京大医学部医学科」合格者の言ったこと(起)