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戦争、殺人の根源

戦争、殺人の根源 安倍元首相が暗殺されてしまった。戦争を止めないプーチンから弔電が届いたそうだ。どうして、人は人を殺し続けるのだろう?多くの人が平和を求めて研究し、論文を発表し、運動を繰り返し、組織を作る。 しかし、何千年経っても人殺しは止まらない。聖書にある最初の殺人者は「カインとアベル」の物語に書かれています。 エデンの園を追い出されたアダムとエバですが、その後この夫婦にはカインとアベルという2人の息子が生まれます。カインは農業を営む者になり、アベルは羊飼いになりました。あるとき2人は、それぞれ神にささげ物をしますが、カインが持っていった畑の作物というささげ物は神に受け入れられず、アベルが持っていった羊の初子は受け入れられました。 この箇所は、神が好むささげ物とそうではないささげ物があるというふうにも読めてしまいそうですが、聖書全体を読むと、神はいつでも人がささげ物をするときの心の在り方を問題にしています。悔い改めをすることなしに動物のささげ物を持ってくる民に向かっては、「わたしは、雄羊の全焼のささげ物や、肥えた家畜の脂肪に飽きた」(イザヤ1・11)と言っていますし、イエスは、貧し

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「流血を厭う者は、流血を厭わぬ者に必ず征服される」(戦争論)

「流血を厭う者は,これを厭わぬ者によって,必ず征服される」(戦争論) カール・フォン・クラウゼヴィッツの言葉。戦後、日本は 「日米安全保障条約があれば、いざという時にアメリカが守ってくれる」 と、勘違いしたまま生きてきた。私も若い頃は勘違いしていた。 「戦争は第二次世界大戦が最後だった。だって、核戦争では勝者がいないんだもんね」 と信じる人が多かった。私も先週までは、そう信じていた。 しかし、今私たちが目にしているのは21世紀になっても他国の国境を戦車で踏み越えてゆく国が存在すること。市民の上にミサイルを撃ち込む国があること。 「邪魔をする奴は歴史上見たことがない悲惨な目に会う」 と恫喝する国が国連の常任理事国ということ。 結局、19世紀の天才軍人と呼ばれたカール・フォン・クラウゼヴィッツの見立てが正しかったのだろうか?流血を厭わぬロシアの思いのままに世界は進んでいくのだろうか?ウクライナがロシアの手に落ちたら、中国に 「これは、いける!」 と思わせてしまうのではないだろうか?間違ったメッセージを送ったツケは日本が後で払うことになる可能性がある。 普段 「日本国憲法を改悪するのを許すな

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もう誰もロシアの兵器は買わない

もう誰もロシアの兵器は買わない これまで約2万回の出撃があったうち、ウクライナの空域に入ったのは3000機程度で、それも戦場の上には飛んでこない。ロシア軍はウクライナの対空システムを恐れているのか、それとも空爆は長距離ミサイルの役目だという考えなのか? ロシアはアメリカに並ぶ軍事大国だと信じられていたから、中東諸国もアフリカ諸国もインドもロシア製の兵器を大量に買ってきた。しかし、今回のウクライナ戦争でロシア製兵器の性能が予想以上に低いことが暴露されてしまった。 アメリカやEUが大量の兵器をウクライナに提供したら、ウクライナが予想以上の成果をあげた。世界中がこの状況を注視している。言ってみれば、欧米の兵器の生きた展示会のようなものだ。これからロシア製の兵器は売れないだろう。 欧米はウクライナにいくらでも兵器を提供し、財政援助もするだろう。戦後、その提供した兵器や援助をはるかに上回る収入が兵器の売買で欧米諸国にもたらされることが確定したわけだ。 日本は憲法があって兵器の売買ができない。財政援助をするだけして、何のうまみもない。せめて、中国が台湾に侵攻した時に欧米諸国が手を貸してくれるように

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戦争と平和

戦争と平和 北朝鮮は24日午後2時33分頃、同国西岸付近から東方向に弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは約71分間、約1100キロ・メートル飛行し、同3時44分頃に北海道渡島半島の西方沖約150キロ・メートルの日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下した。防衛省が発表した。 いよいよ日本の経済水域内にまでミサイルが飛んでくる事態になった。日本の周辺国であるロシア、中国、北朝鮮は独裁専制国家だから何をするか分からない。そして、全て核保有国だ。日本を敵国と認識している。北方領土や尖閣諸島、竹島の領土問題もある(北朝鮮は韓国を飲み込むつもりだから竹島問題は韓国との領土問題だけでなく北朝鮮との領土問題でもある)。 神様が見ておられるのに・・ 日本の経済水域内なので、当然ながら日本の漁船が操業中だった可能性もある。そこにミサイリうが落ちてきたら死者が出てもおかしくない。これがロシア相手なら必ず撃ち返してくるだろう。経済水域に入っただけで銃撃が始まり拿捕される。 ところが、例によって日本は“遺憾”砲と“非難”砲を撃つだけだ。これで、日本の安全保障が本当に守られるのだろうか。 赤ちゃんが見て

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