
「流血を厭う者は,これを厭わぬ者によって,必ず征服される」(戦争論)
カール・フォン・クラウゼヴィッツの言葉。戦後、日本は
「日米安全保障条約があれば、いざという時にアメリカが守ってくれる」
と、勘違いしたまま生きてきた。私も若い頃は勘違いしていた。
「戦争は第二次世界大戦が最後だった。だって、核戦争では勝者がいないんだもんね」
と信じる人が多かった。私も先週までは、そう信じていた。
しかし、今私たちが目にしているのは21世紀になっても他国の国境を戦車で踏み越えてゆく国が存在すること。市民の上にミサイルを撃ち込む国があること。
「邪魔をする奴は歴史上見たことがない悲惨な目に会う」
と恫喝する国が国連の常任理事国ということ。
結局、19世紀の天才軍人と呼ばれたカール・フォン・クラウゼヴィッツの見立てが正しかったのだろうか?流血を厭わぬロシアの思いのままに世界は進んでいくのだろうか?ウクライナがロシアの手に落ちたら、中国に
「これは、いける!」
と思わせてしまうのではないだろうか?間違ったメッセージを送ったツケは日本が後で払うことになる可能性がある。
普段
「日本国憲法を改悪するのを許すな!」
と叫んでいる共産党や立憲民主党は、このような事態になるといつも沈黙する。無責任に過ぎないだろうか。そのような政党に選挙で勝利を得させたら・・・。考えただけでも恐ろしい。絶対に政権につかせてはいけないと思う。
できるだけ早く憲法を改正して、日本を普通の国にしないとウクライナの二の舞になりそうだ。
0 comments
Be the first to comment!
This post is waiting for your feedback.
Share your thoughts and join the conversation.