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不思議の国、ジャパン(19) (パウロ・ボケ)

不思議の国、ジャパン(19) (パウロ・ボケ) アメリカ人宣教師は日本で伝道を始めると1年くらいで会話ができるようになる。宣教師は語学が好きで得意な人ばかりを選抜していません。自分で伝道に出たいという人は、基本的に受け入れられます。 伝道の経験のある私は「1年で外国語がマスターできた」という経験をしています。その経験ー使った教材とか勉強方法ーを教えることが出来ます。ところが、ALTとして発言しても“日本は事情が違う”の一言でお終い。 なんで、こんなに閉鎖的なのか不思議です。聞く耳を持ってもらえない。コームインの方たちは、自分の仕事が増えるのを極端に嫌います。だから、明日は今日の延長が一番いい。その結果、50年でも100年でも今の指導方法が続く。 塾や予備校といったミンカン業者も酷いと思います。出来もしない「100%合格保証」などと主張する塾のキャッチコピーを見たことがあります。 さらに不思議なのは、教育熱心と思われる保護者の方たちの反応です。特に優秀でもない宣教師の卵たちが1年で外国語をマスターしているのに、その方法に興味を持ってもらえない。 それどころか、英語圏に住んだことがない、英

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イナベより愛をこめて(19)「ニッチの人だけに語り掛けても生きていける」

イナベより愛をこめて(19)「ニッチの人だけに語り掛けても生きていける」 京都大学の合格者は毎年3000人ほどだ。倍率3倍とすると9000人ほどが受験する。受験直前まで京大を受けるつもりだったのに、共通テストの失敗で断念する子も含めるとおよそ10000人ほどの高校3年制が京都大学をめざす。 だから、私の英作文の添削のお客様はその0.5%の50人ほどを目標としている。もちろん、50人も殺到してくれたら添削の質が維持できない。それで、コースを週1回から無制限までいろいろ設定している。一応、定員は10名に限定して添削の維持を確保している。 無制限なら10人が限界だけれど、週1回だけの人もいるので50人くらいを想定している。この人数に通塾生や年金や講習会費などを合わせると生活は維持できる。だから、私は YouTube 動画も、アメブロも、各種エッセイサイトでも「ニッチの人だけに語り掛ける」ようにしている。 3割の人に嫌われて誹謗中傷がきても、6割の人に共感してもらえたら生きていける。1割くらいの人は興味も関心も持ってもらえないと思っている。 大規模予備校や塾は、いわばファミレスで和食も洋食も中

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