塾はなぜ存在しているのだろう?(下)
塾はなぜ存在しているのだろう?(下) では、塾や予備校は信頼に足るのだろうか?30年以上、塾業界に生きてきて 「塾・予備校業界も学校と何ら変わらない」 と分かっています。 そもそも、三重県の田舎にある当塾の講師などに京大英作文の添削を依頼してくる優秀な受験がいるのか?河合塾、駿台、東進、Z会など選択肢はいくらもあるのに、どうして京大医学部医学科に合格した子たちは無名の私を選んだのか。 私は自分で添削を始める前に「Z会」の京大即応コースを8年間やり続けて添削方法の長所と短所を学びました。河合塾と駿台の「京大オープン」「京大実戦」を10回受けて模試の内容を調べました。そして、受験生の生の声を調べました。 「添削者が毎回変わる」「添削者が誰なのか分からない」「減点理由が明確ではない」。 そこで、私は京大の成績開示を公表し、チャットツールで減点理由の質疑応答を自由に無制限にできるようにしました。 京大入試の成績開示 平成18年、20年(文学部) 正解率の平均 66%( 受験英語 ) 平成21年、22年(教育学部) 正解率の平均 76%( 資格英語 ) 平成24年、25年(総合人間)