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不思議の国、ジャパン(8) (パウロ・ボケ)

不思議の国、ジャパン(8) (パウロ・ボケ) 私の生まれ育ったアメリカ、ユタ州ローガンでは難民以外の人はほとんど末日聖徒イエス・キリスト教会の会員でした。アメリカの50州の中で平均寿命や平均貯蓄額、学歴の高さなど自慢できることが多かったです。 つまり、 「神様の言われたとおり(聖書の教えどおり)生きていれば大きな間違いはない」 というのが生活実感で、別に洗脳されたと思っていません。 しかし、日本に来てから 「神様なんて居るわけないだろう!」 という人が多数派だと知ってショックでした。 私たちアメリカ人は、中国や北朝鮮の共産主義という政権が嫌いです。共産主義は宗教を否定する。簡単に言うと「神様の存在を否定する」。それは、欧米の善悪の基準で無いということを意味します。 だから、中国や北朝鮮は人権を否定する。命の値段が安い。神様ではなく「皇帝」「将軍」が最高の権威となる。中国のチベットやウイグルで行われているのは、チベットやウイグルの独自の文化、宗教、言語を踏みつぶして漢民族独裁をめざしているように見えるわけです。 中国政府はその施設を「教育施設」と呼び、欧米は「強制収容所」と呼びわけです。

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