「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(5)
「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(5) The greatest discovery of my generation is that a human being can alter his life by altering his attitudes of mind. (William James) 5月になり大学入試の成績開示がもどってきた。今年も1点、2点で苦杯をなめた子がいる。旧帝の多くではボーダーが65%程度で最高点が80%程度の正解率だ。そこに3倍程度の受験生が殺到する。医学部はもっと厳しくて、受験生は8割をめざし最高点が8割。つまり、きわめて狭い範囲に全員が並んでいる状態だ。 1点、2点で合否が決まるのは異常や「惜しい」のではなく当然の結果なのだ。 その1点、2点とはどこで生まれているのか。決して「難問を解けるか否か」ではなく平均的な問題(といっても旧帝レベルだと平均的な生徒には難しいだろうが)の計算ミスや条件の見落としという凡ミスなのだ。学力的には違いが無いところで合否に分かれてゆく。 だから、旧帝に合格したいなら「難問対策はバッサリ切り捨てて」「通常の問題では絶