キョウダイセブン

FreeWriting

不思議の国、ジャパン(18) (パウロ・ボケ)

不思議の国、ジャパン(18) (パウロ・ボケ) アメリカのユタ州にプロボという町があります。そこにBYU(ブリンガム・ヤング大学)という大学がありMTC(宣教師訓練センター)が設置されています。ここで若い宣教師が世界中の言葉を学び2年間の宣教師生活を送ります。 私は日本に派遣されることになり、山形県の天童市で宣教師をやっていました。その経験が後に 「日本で働きたい」 という思いを育んできました。 ATLの経験は素晴らしいものですが、私の生まれ育ったローガンのローガン中学校とは余りに違うので最初は戸惑いました。今も驚きの連続と言っていいですが、いわゆるカルチャーショックですね。 MTCの日本語の先生は、日本で宣教師をしていた元宣教師の方でした。それは、日本語だけではなくて他の国の言葉のクラスでも現地での滞在経験がある人ばかりでした。 ところが、日本に来て驚いたのは英語の先生なのに英語圏での滞在経験がある人はほとんどいません。大学で英語を学んだら、そのまま教師になっている人ばかりでした。 これは、ありえない。 私たち宣教師は2年間の日本での伝道の間に、日本語がペラペラになります。日本人が学

不思議の国、ジャパン(18) (パウロ・ボケ)

キョウダイセブン

FreeWriting

イナベより愛をこめて(18)「私はなんてバカなんだ!」

イナベより愛をこめて(18)「私はなんてバカなんだ!」 私は自分の「名古屋大学」の入試だけではなく「京都大学」の二次試験を7回受けた。センター試験は10回。「河合」と「駿台」の京大模試は10回。それと並行して「Z会」の京大即応コースを8年間受けて添削方法を盗んだ。その時、Z会から六段認定証を受け取った。 資格試験は、英語検定1級、通訳ガイドの国家試験、ビジネス英検A級、国連英検A級、観光英検1級などを受けた。TOEFLも受けた。 英語講師として河合塾学園、名古屋外国語専門学校、コンピューター総合学園HAL、名古屋ビジネス専門学校、名門会、駿台プロメディカスなどで講師の採用試験として筆記試験を受けた。 全部で40回以上の試験を受けて悟ったことがある。 「本当にくだらない!」 若い頃は他人の評価が得られないと就職できないので必死で合格しようとしてきた。しかし、何十回と受けるうちに自分が何をやっているのか分からなくなってきた。 「これ、英語能力を測定できないよね」 問題を作る人、それを評価する人、合否を決定する人。みんな自分より英語力が低い。草野球のコーチがメジャー選手の評価ができるのだろう

イナベより愛をこめて(18)「私はなんてバカなんだ!」