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父親は一筋縄ではいかない(3章、名古屋の予備校事情)

3章,名古屋の予備校事情 アメリカから帰国した私は公的な資格を取ろうと思って、とりあえず英検1級の過去問を書店で入手した。そして、知らない単語や表現を見つけてウンザリした。 もはや、高校生の時のように 「頑張って勉強しないと」 と自分を責める気になれなかった。私はネイティブの助けを借りて問題を解き始めたが 「これは何だ?なんで、日本人のお前がこんなものを」 と言う。それで、 「どういう意味?」 と尋ねると 「こりゃ、シェークスピアの時代の英語だよ」 と笑っていた。 しかし、アメリカから名古屋にある7つの予備校、塾、専門学校に履歴書を送付しても全て無視されたので、私は日本の英語業界で認知されている資格を取らざるをえなかった。 事実、英検1級を取ったらどの予備校、塾、専門学校も返事が来るようになった。結局、コンピューター総合学園HAL、名古屋ビジネス専門学校、河合塾学園、名古屋外国語専門学校などで14年間非常勤講師をすることになった。 その間に出会った英語講師の方たちの中に、英検1級を持っている人はいなかったし、旧帝卒の講師の方もいなかった。資格を持たないと雇ってもらえないという私の見方は

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事業復活支援金の申請で起こったこと(シングルマザーの場合)

「事業復活支援金」の申請で起こったこと(シングルマザーの場合) 私の知人はシングルマザーで小さな個人塾をやっている。詳細は知らないが、小学生や中学生に英語と算数を指導しているらしい。ところが、コロナで生徒が集団指導の塾を避ける傾向が続いている。それで、事業復活支援金を申請することを考えたらしい。 ネットに疎いものの何とか申請したら、修正依頼がきたらしい。話を聞くと青色申告なんだけど、民商という組織の助けを借りて確定申告をしているらしい。売上は年間の分だけ記載でもう何十年もやってきたらしい。税務署が何も言わないから問題はないと信じていたそうだ。 ところが、コールセンターで尋ねたら修正が必要でその修正が正しいものであることを証明するために税理士の署名と捺印が必要と言われたそうだ。彼女と小さな子供との生活を守るために必死な思いで近所の税理士さんに電話して確認したらしい。 でも、すべて断られたそうだ。そりゃ、そうでしょうね。税理士は 「普段お付き合いのない方はお断り」 と同じ言葉を伝えたらしい。お金を払ってくれるお客様はサービスするけど、どこの馬の骨とも分からぬヤツに手を貸すいわれはない。 そ

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