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父親は一筋縄ではいかない(3章、名古屋の予備校事情)

3章,名古屋の予備校事情 アメリカから帰国した私は公的な資格を取ろうと思って、とりあえず英検1級の過去問を書店で入手した。そして、知らない単語や表現を見つけてウンザリした。 もはや、高校生の時のように 「頑張って勉強しないと」 と自分を責める気になれなかった。私はネイティブの助けを借りて問題を解き始めたが 「これは何だ?なんで、日本人のお前がこんなものを」 と言う。それで、 「どういう意味?」 と尋ねると 「こりゃ、シェークスピアの時代の英語だよ」 と笑っていた。 しかし、アメリカから名古屋にある7つの予備校、塾、専門学校に履歴書を送付しても全て無視されたので、私は日本の英語業界で認知されている資格を取らざるをえなかった。 事実、英検1級を取ったらどの予備校、塾、専門学校も返事が来るようになった。結局、コンピューター総合学園HAL、名古屋ビジネス専門学校、河合塾学園、名古屋外国語専門学校などで14年間非常勤講師をすることになった。 その間に出会った英語講師の方たちの中に、英検1級を持っている人はいなかったし、旧帝卒の講師の方もいなかった。資格を持たないと雇ってもらえないという私の見方は

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言ってはいけない予備校業界の闇

言ってはいけない予備校業界の闇 「先生、今年“京大医学部医学科”に4人目の合格者が出ましたよね!奇跡だ!」 「モモちゃん、この世に奇跡なんて存在しないよ。当たり前の結果だね」 「うわ、えらっそうな言い方。でも、秘密があるなら知りたい!」 「だから、この世に秘密なんて・・」 「わかった。分かりました。秘密なんてこの世にありませんよね」 「そう。全ての結果には原因がある」 「わ、ガリレオの湯川先生のパクリですね」 「・・・」 「で、どういうことなんです?」 「京大の二次試験はほとんど英作文と和訳のみだろ」 「そうですね」 「客観テストと違うから、受験生は自分の答案が何点とれるか分からない」 「そうですね」 「学校の先生も、予備校や塾の先生もどんな答案が最高レベルの8割を取れるか知らない」 「え?そうなんですか?でも、私の英語の先生は京大卒ですよ」 「京大のボーダーは6割チョイ。合格者の平均点は毎年7割くらいだよ」 「そっか、それでは医学部医学科の8割狙いの子の指導はムリですね」 「そう。アメリカにいて英検1級の私も本当のところは分からなかった」 「そうなんですか?無責任!」 「本当に無責任

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「仮説は実証されなければ真実ではない」ガリレオ湯川先生の名言

「仮説は実証して初めて確かなものになる」一流の英語講師であることの実証方法についての一考察 私は大学を卒業して英語講師を始めたとき 「どうすれば自分が一流の英語講師であることを実証できるのか?」 と考えた。私の最初の答えは 「本場で英語をマスターすればいい」 ということだった。そこで、あるプログラムの試験を受けてアメリカで中学教師をすることになった。帰国する頃には「英語を身に着けた」という実感があった。そこで、名古屋にある大規模予備校、専門学校7校に履歴書を送ってみたが返事はなかった。 そこで 「なぜ返事が来ないのか。本場で英語を身に着けただけではダメなのだろうか?」 と考えた。私の答えは 「そうか、自己満足ではダメで客観的な評価を示す必要があるのだな」 というものだった。そこで、英語検定1級、通訳ガイドの国家試験、ビジネル英検A級、国連英検A級などに合格した後、再び履歴書を送って昼間の非常勤講師の仕事を得た。 ところが、授業をしていると生徒の方から英検1級と京都大学の入試との相関関係、どちらが難しいか、採点方法はなど疑問・質問が続出してきた。 「そうか、英会話系の英語と受験英語は違う

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