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季月 ハイネ
翡翠の星屑
暗く澱んだその場所は果ての果て。最果てと呼ばれた牢の中。 「何がおかしいの?」 「──あんたは、誰だ。どうしてここにいる?」 母親を探す少女と囚われていた青年が出会い、物語は動き始める。関連のなかったひとつの出会いが新たな繋がりを呼び、やがてすべては必然と束ねられていく。 少女が願い、青年が覚悟し、紐解いた先に見つけたのは、小さな星屑の欠片だった。 ※まれに残酷な描写が入る時もありますので、ご注意ください。 表紙ロゴは紅蓮のたまり醤油さん(@buU6eVC5WX4dNxM)に作っていただいたものです。ありがとうございます!