高校入学初日。俺、八神遥人は期待と不安を胸に......ではなく。憂鬱な気持ちを胸に高校へと向かった。
自分のクラスに入り席に着き、好きなラノベを読もうとカバンから取り出した刹那。隣に美少女が座っていた。ランクを付けるならS!S級美少女。
だが、俺は美少女とはあまり関わりたくないのだ。俺は平和で平穏な高校生活を送りたい。万が一美少女と付き合ったりなんかしたら......ないと思うが周りの男子にやられかねない。
だから俺は恋はしない。
と言いつつ、昔出会った彼女を忘れられない遥人。
そして彼女の、いや。彼女と遥人の色褪せない恋。