風の声
優しい風が吹き 私を包む その優しさはまるであなたに包まれているよう 「愛しい」 そんな声が聞こえてきそう 「愛してる」 と私を包んでくれたあなたの腕の中 暖かく優しかったあなたの腕の中 だけど… それはもう過ぎてしまった… あなたは私の届かない所へ行ってしまった 毎日毎日風に囁く 「愛しい」 そんな言葉を風に乗せ あなたへと届ける 届けばあなたは気付いてくれるだろうか 私があなたを「愛している」という事 優しく抱きしめてもらいたいと願う 心 「愛しい」 朝も昼も夜も 春も夏も秋も冬も 何時でもあなたへの想いを風に囁く 風の声が… 私の声が… あなたに届くと あなたが気づくと信じて また… 風に囁く そんな寂しい毎日…