詩群

Chapter 7 - 問いかけ

中田祐三2020/09/10 03:51
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どうしてそんなに憂いていているの?

私は問いかける

だって死に向かっている気がするもの

そう答えた

それは素晴らしい

私は喜んだ

どうして笑っているの?

ああ私は未来へと歩いてます

彼は答えた

それは羨ましい

私は彼を賛美した

どうして立ち止まっているのかい?

夕日がとても綺麗なので

それはとても良くない

私はそれを否定した

東に西にあるいは南に北に

歩を進めることを肯定する

昇る日輪沈み込む夕日に天頂の月

足を止めてはなりませぬと私は急かす

止まることは死ぬこと

進むことはどこに行こうとも生きること

私は足を動かす 手を動かす

愚かと利口

退歩か進歩

それすら構わず足を止めるなと行進せよと提案する

そうしなければ目的地にはつかないのだ