パレートの法則


キョウダイセブン2022/05/09 00:59
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パレートの法則

「専制独裁 VS 民主主義」の最終決戦



 プーチンを支持する人がロシア国内では8割を超えるという。金正恩も習近平も支持者が多いから権力者のままいられるのだろう。私は「専制独裁体制」は嫌いだし、そんな国に住みたくないがプーチン、金正恩、習近平が好きな人がいる現実は認識している。



 

有名なパレートの法則をご存じだろうか?

 パレートの法則とは、「2:8の法則」とも呼ばれる。 顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割をあげているという法則のこと。全ての顧客を平等に扱うのではなく、2割の優良顧客を差別化することで8割の売上が維持でき、高い費用対効果を追求できるとするもの。



 ここ三重県では教職員の100%が「日教組」の組合員という日本一の左翼教育が行われている。「班」という五人組のようなグループを作らせて「助け合い」は美しいという指導方針だ。何も子供だけではない。大人社会も「寄合」が大多数が時間の空く夕方に行われる。自治会の力は強力なのだ。



 しかし、「教えあい」という状況を特定の思想を抜きにして客観的に眺めると「落ちこぼれ」た子が得をしている。「分からないことを教えてもらえる」。しかし、「浮きこぼれ」の子の立場から見たらどうだろう。自分より賢い子はクラス内にいない。つまり、一方的に教えてばかりいる。

 私の生徒が言っていた。

「先生の補助教師をやらせるなら時給を払え!」



 大人の社会も同じことだ。「大多数」は夕方や日曜日が空き時間だろう。しかし、私の仕事は塾講師だから違う。欠席裁判のように私のいない寄合で学級理事に任命されたこともある。

 「大多数」は仏教徒だから、香典も神社の協力費も納付して当たり前というスタンスで全てが決まる。私はクリスチャンなのに。



 教師という独裁者がいる。自分の“理想”を掲げて、それを生徒たちに強制する。市役所や自治会も同じだ。「これまでそうやってきたから」と、自分たちの理想とする田舎社会からはみ出す者に同調圧力で締め上げる。



 ウクライナの戦争は要するに

「ロシアのような独裁国家にされるくらいなら死んだ方がマシだ!」

 というウクライナ人の戦いだ。

 子供だって

「この問題集を使え」「カリキュラムから先にゆくな」「この空間内(クラス)を出るな」「制服はこれ、鞄はこれ、下着はこれ、髪型はこれ、部活は強制」。こんな独裁的な指導方法はプーチンや金正恩、習近平と何も変わらない。

「そんなルールに従うくらいなら死んだ方がマシだ!」



 まったく自覚がなく

「私はこれで快適だから」

 という人が多い。そんな鈍感な人ばかりだから不登校も増え、頭脳の流出も起こる。



 こういうことを書くと、4割の人が反感を持ち、4割の人が無関心、2割の人が賛同する。パレートの法則で言うと「これで良い」となる。2割の人に徹底的にサービスするからビジネスとして生き残れてきた。



 有能な2割の人が日本から流出したら、日本は終わる。理解できなくて良いので、せめて様々な「強制」は止めて「自由」を与えてやってほしい。今の日本の学校や田舎社会は、西欧社会というよりロシアや中国の先制独裁国家に近い。アメリカの中学校や社会を経験して強くそう思う。

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