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キョウダイセブン

Writing

受験勉強における「成文法」と「判例法」。多様性の本質。

受験勉強における「成文法」と「判例法」。多様性の本質。 私は法律家ではないので詳細のことは分からないが、法曹界では「成文法」と「判例法」という考え方があるそうだ。素人の聞きかじりではあるが、成文法というのは「人を殺してはいけません」という条文がきちんと文章に書いてあるものを言うそうだ。一方、判例法というのは事件が起こったら裁判をして判決がくだる。そういう判例を積み重ねたものらしい。 たとえば、「人を殺してはいけない」という条文があったとしても正当防衛や緊急避難の場合は人を殺しても罪にならない国もあるだろう。だから、人々に文章で「人を殺してはいけない」と知らせる方法もあれば、様々な裁判を通じて「こんなケースは殺人罪になるんだ」と知らせる方法もあるということらしい。 まったく同じ事件というのはないので、私は成文法より判例法がすぐれていると考えている。もちろん、現実は成文法と判例法の両方を用いて処理しているわけですけどね。 これは、受験指導にも当てはまる。こんな仕事をしていると 「どんな英作文を書けば京大で8割を超えられますか?」 と、質問を受けることが多い。そういう質問をする生徒の頭には「

受験勉強における「成文法」と「判例法」。多様性の本質。