魔法のシロップ屋さん
ダンジョンが世界各地に現れて三年。
サラリーマンなど、生活を営む上で重要な各種職業とは別の概念の、ダンジョンに対応するための適正職業(ジョブ)が可視化されたことに、人々は順応した。
十七歳。高校二年生の夏休み前。
一定の基準に達したため行われた適正職業検査で、斎藤 恵美は盗賊(シーフ)という適正職業が判明する。
恵美は調合師の姉、斎藤 カナタが開く『シロップ・メディ』を手伝うため、ダンジョンで素材集めに奔走する。
そうしているうちに、少しずつ、カナタの作るポーションが有名になっていく。
大体そんな物語。
※ノベリズムさんにて先行公開中
3月1日からカクヨムさんでも公開予定