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「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(3)

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(3) Let us take warning from another's wound.  (St. Jerome) 受験に失敗する人には共通点があります。それは、探求心の欠如とでもいうもの。たとえば、旧帝や国立大学医学部の入試問題は年度による変動はありますが「ボーダーは65%。合格者の平均でも得点獲得率が7割程度」という事実があります。 それなのに、満点を取ろうとする人がいます。確実に落ちます。合格するためには数学が5問出題されたら「3問は確実に解き、1問は手をつける」のが正しい合格の仕方です。理Ⅲや京大医学部のトップ合格でも8割が限界であるように問題が作られています。 それを勘違いして「解かなくてもいい問題」ばかりにこだわる人が多い。確実に落ちます。そういう間違った作戦を立てて質問してくる生徒には 「もっと基本的な問題を確実に解けるようにした方がいい」 と思うのですが、どうしてもこだわる。難問を解くのが難関大に合格する鍵だと勘違いしているのです。 私が京大の成績開示を見せたら(英語8割、数学7割の正解率) 「講師のくせに英語は2割、数学は3割も

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学校に見捨てられた“落ちこぼれ“と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(2)

学校に見捨てられた“落ちこぼれ”と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(2) 難関大に合格したかったら、たとえば英単語6000語は必要になる。数学も2000題は解かないと身につかない。つまり、毎日単語は7語以上暗記。数学は大問2題はノルマだろう。他にも、理科や社会があるのだから、カラオケやデートなどしているヒマがあるはずがない。 親も、生命保険を解約したり田んぼを切り売りしたりして学費を用立てている人を実際に知っている。その期待に応えようと必死な生徒も知っている。「なんとかなるさぁ」タイプの子は、そんな何もかも勉強に賭けている子に勝てるわけがない。 それが、私が毎日見ている現実だ。 私のかつての上司が、ある時 「カスの生徒には、カスの先生をあてがえばいいんだよ!」 と言った。ヒドイですか?では、あなたならどうする?10人の先生を率いる塾長だと考えて下さい。高校生を指導できるような有能なベテランは2人しかいない。そして、上記のようなデータがある。 「いなべ」にある6教室にベテランを配属しますか?「桑名」には人数にして4倍くらいの四日市高校や桑名高校に合格でき

学校に見捨てられた“落ちこぼれ“と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(2)