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空き家になっていた親の家に強制移住した姉

空き家になっていた親の家に強制移住した姉 3年前に亡くなった両親の家のカーテンが開いていた。泥棒かと思い中を調べたら親の葬儀にも出なかった上の姉がいた。どうやら、鍵を破壊して侵入したらしい。先月、下の姉が「あの空き家に(上の姉が)入りたいらしい」と言っていた。断っておいた。あちこちのアパートの家賃を踏み倒しながら転々としていると聞いていたからだ。 思えば20年前に父が亡くなったとき、嫁いでいた二人の姉が母に言ったものだ。 「相続権がある。お父ちゃんの財産の6分の1をよこせ!」 母は家を追い出されると思ったらしく、姉たちと絶縁状態になった。私は仕方なく固定資産税を17年間84万円ほど支払った。 3年前に母が亡くなったので、固定資産税の支払いを3人の相続人に求めるよう市役所に言っておいた。下の姉はすぐ私が立て替えた17年分の固定資産税の清算に応じて相続放棄した。呆れた。上の姉は住所不定で連絡がとれなかった。すると、市役所から私が全額納付するように言ってきた。 理不尽だと思ったので市役所に行って尋ねたら 「税金は取りやすいところから取るのだ」 との返事。納得いかないので質問したら 「誰を納税

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「空き家」はこうして生まれる(4)

親の土地・家屋の相続でもめている。解体も売却もできない。ただ、解体には費用がかかるし、更地にすると固定資産税が6倍になると聞いた。これでは、何もできないではないか。行政は、空き家を生むのを奨励しているとしか思えない。 地元の不動産屋さんに査定してもらったら300万円から400万円の間の評価だった。解体費用は100万円ほど必要と言われた。固定資産税が6倍になったら年間30万円以上必要になる。つまり、7年以上もめたら解体して売却しても何も残らない。早急に決着させる必要がある。 姉はそういう計算ができる人間ではないので父が亡くなって17年間私が固定資産税を支払い続けたことを何とも思っていない。自分が死んだら問題が子供たちの代に降りかかることも考えていない。 ここがユタ州だったら確実に教会の人が知恵を貸してくれるだろう。しかし、日本は人に手を貸す人のランキングで世界最下位の国。教会もない。もはや、姉であっても弁護士を介して徹底的に戦うしか道がなさそうだ。 「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 注目すべきは、調査した3つの観点の中でも、「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ

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