キョウダイセブン

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バブルの夢よ、もう一度?

100万人に能力開発・再就職支援、年内にも「資産所得倍増プラン」策定 政府がまとめる「新しい資本主義のグランドデザイン(全体構想)および実行計画」の原案が分かった。「人への投資」を重視し、非正規雇用を含む約100万人を対象に能力開発や再就職支援を行うとしている。貯蓄に偏る個人金融資産を投資に振り向けるため、早ければ年末までに「資産所得倍増プラン」を策定する方針も盛り込んだ。 いよいよ岸田総理肝いりの「新しい資本主義」政策がスタートする。「貯蓄に偏る個人金融資産を投資に振り向ける」そうだから、額面どおり受け取ると大量の預貯金が株式に流れて株価が上昇して国民が豊かになるというプランなのだろう。 乗り遅れないように、現金を株式に振り向けるべきなのだろうか?「同じアホなら、踊らにゃソンソン」なのだろうか?短期的に見てそうだとしても、またパンデミックで世界経済がおかしくなったり冷戦が激化して株価の大暴落などがあったら目も当てられない惨状もありうる。 先のことなど誰にも分らないから、個々人の判断で動くしかない。また、バブルの頃のように高級車を乗り回す人と老後資金を溶かしてしまう格差が拡大するだけの

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好きなことしかできない私はワガママ?

私は北勢中学校のとき、学年で上から数えた方がはやい成績だった。音楽以外はオール5だった。四日市高校を受けるときは「落ちるはずがない」と考えていた。大学を受けるときは ​​​​​​​ 、そんなに簡単ではなかった。自分より賢い子が山ほどいた。それでも、上位1割以内にはいたから現役で名古屋大学に合格した。 大学を卒業するとき、教育学部の中では成績が良かった。「統計」以外はすべて優で、卒業論文も優だった。そして、人生の転機を迎えた。 「大学院を受けるか否か」 なまじ成績が良かったため深く考えずに「上」だけを考えて生きていた。でも、卒業のときに 「このままでは学者じゃん。オレ、学者になりたいの?」 と迷いが出た。 幸い筆記試験は合格したものの、面接で落ちた。それで、塾講師を始めた。そこで、私は目からウロコが落ちた気がした。 「これが自分のやりたいこと!」 そう思ったのだ。あれから、アメリカに行き、名古屋で非常勤講師をやり、自分の塾を経営してきた。面白かった。 アメリカに行くときは、 「帰国したら26歳で失業し、貯金はゼロになり、彼女もいないぞ」 と分かっていたが、已むに已まれれぬ気持ちで日本を離

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