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Chapter 5 - 第5話 - 第四話「宿命の交錯と影の男」

RAO2024/10/27 02:51
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数日後、僕はさらにインターネット上で彼についての情報を1日中調べまくった。しかし、そこには依然として彼に関する情報は見当たらなかった。


僕は仕方ないと思い、途中で検索するのをやめた。理由として、埒が明かないからである。 僕はそれ以外に確実な方法はないかと考えた。


考えに考えまくったが、結局のところそれ以外の確実な方法は見つからなかった。それから、少し休憩を取ることにし、横になった。


-夢の中-


ある見覚えのある顔の男が僕の目の前に迫ってきた。しかし、はっきりとは見えなかった。なぜなら、そこは暗闇であまりにも不気味であったからだ。その後、男はどんどん僕の近くに迫ってきて、ついには僕の耳元でこう囁いた。

「ーーーー?ーーーーーーーー。ーーーーーーーーー!」


それから、急に目が覚め、何が起こったのかと思わず周りを見渡してしまった。


一旦心を落ち着けてから立ち上がり、洗面台に向かった。


自分の顔がげっそりとしていることに気がつき、今日の晩ごはんは好きなものを好きなだけ食べようと思い、外食にすることを決めた。


外食に行く準備をしている間、ふと僕は夢の中の人物が誰だったのか気になり始めた。あの顔、どこかで見たようなと思いつつ、出かけることにした。


街の通りを歩いていると、急に目の前からある女性が小走りで僕とすれ違い、その瞬間お互いスマホを落としてしまった。何事もなかったかのように、お互いスマホを拾い上げ、その場を立ちさった。


無事、目指していた店(”Tasty”)につき、お腹いっぱいになりそうなメニューを選び、それから水が入ったコップを手に取り、一気に飲み干した。


先ほど拾ったばかりの僕のスマホの電源ボタンを押してみると、全く違う人の写真がロック画面に表示されており、スマホが似ていたためか、結果としてお互い相手のスマホを間違って拾ってしまったのであった。


その事に気づいた僕は、せめてでもその相手が誰なのか調べるために、スマホのロック画面を上にスワイプした。


しかし、出てきたのはパターンロック画面であった。僕は自分の感を信じて、これでいけるのではと思いながら、パターンを描いたが、結局のところ失敗した。


何回もエラーが表示され、最終的には「後からもう一度お試しください」という警告が表示されてしまった。


僕は失敗したことに苛つき、思わずそのスマホを放り投げてしまった。


その音に驚いた他のお客さんは驚いて、僕の方に振り返った。しかし、僕は何事もなかったかのように、「何でもありません」と両手を前に出し横に振った。


それから、帰宅することにし、ゆっくりとあるきながら家に向かった。ある坂を登っているときであった、前の方から急に一台のトラックが僕に迫るように降りてきたのであった。


急なトラックの迫りに、どうすることもできなかった僕は、ただ口をポカンと開けたまま、轢かれるのを待っていた。


その瞬間であった、急に時間が止まり、トラックが僕の目の前で急に停止した。停止したトラックの後方が跳ね上がっていた。その瞬間、横からある黒いフードを全身にまとった男が現れた。


その見知らぬ男は言った。「あなたは死ぬべきでない!」と。