Chapter 34 - 第二集③ 幼なじみ
紫苑「あーあ。つまんないな。」
庭の花を見るのに飽きた紫苑は、清秋の部屋で絵本を読んでいた。(清秋に絵本を読んもらう為にたくさん持ってきている物のひとつ。)しかし、絵本を読み終えても誰も来ない。時計が読める紫苑は、時間を確かめるため時計を見た。
紫苑「まだ30分しかたってないのかあ。よーし!おさんぽにいこう!」
散歩と言っても、本家の中をぐるぐるまわるだけだ。とはいえ、本家の敷地はかなり広い。普通の子どもならば確実に迷子になってしまうほどの広さだ。
しかし、紫苑は何度も本家に来ているので、迷うことはない。
また、子どもの足ではすぐにすべての場所を見るのは不可能のため、まだ見ていない部屋などを見るのは充分な探検になる。