
雨の日
雨が降ってきた
私は傘も持たずに
小走りに近くの公園へ向かう
公園に着いた頃には
土砂降りの雨
冷たい雨は私の体を叩く
公園の木々達も冷たい雨に打たれ
寒そうに揺れている
普段は静かに流れている川も激しい雨に打たれ
凄まじい勢いで流れていく
私は顔を上げて泪を流した
冷たい雨は私の泪を流してくれる
冷たい雨は私の小さな叫びも雨音で消してくれる
私は泣く為に
私は叫ぶ為に
この雨の日を待っていた
ずっと我慢してきた
泣かずに
叫ばずに
ずっと心の中で泣き叫んでいたから
やっと泣ける…
やっと叫べる…
「苦しい…悲しい…逢いたい…………」
たったこれだけを何度も何度も…
雨
止んで欲しくない
止んでしまったら
また泣けず叫べず苦しまなきゃいけないから
雨
冷たい雨だけど
私の泪を流し
私の叫びを聞いてくれる
暖かい雨…
また雨の日にこの公園に来よう
雨に慰めて貰う為に…
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