イナベより愛をこめて(21)数学は演繹、英語は帰納


キョウダイセブン2022/04/14 00:53
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イナベより愛をこめて(21)数学は演繹、英語は帰納

イナベより愛をこめて(21)数学は演繹。英語は帰納。



 「学問」の名に値するのは数学と哲学だけ。物理や化学は現物を研究対象にしているけど、原子が何物かさえ分かっていない。生物も生き物の定義さえ曖昧。それに比べて、数学や哲学は論理構成のみで美しい。



 受験指導をしているので、よく「良い参考書を推薦して下さい」と尋ねられる。数学は簡単。「チャート式」。永遠の定番。しかし、英語は優れた参考書が存在しない。定番が無い。なぜか?それは、数学の勉強は演繹。英語の勉強は帰納だから。



 数学は微分が何か理解したら、あとは論理のみ。英語は関係詞を理解しても、英語が使えるようにはならない。極論すれば、関係詞など理解していなくてもたくさん読み、英語圏の人と話していればそのうち英語は身に着く。



 織田信長も坂物竜馬も学校に通っていない。

「学校という制度は本当に必要なのだろうか?」

 受験指導をしていると、たまに考える。もちろん、学校が合っている生徒もいる。しかし、いわゆる“落ちこぼれ”と“浮きこぼれ”の子には「百害あって一利なし」だよ。



 だから、登校拒否が増え続け、ブラック部活、ブラック校則と批判が絶えない。私の教えていたローガン中学校では午後2時半になったら学校は消灯でお終い。あとは生徒を解放していた。日本も見習うべき。



 日の出から日の入りまで学校に縛り付けて、帰宅後も宿題でがんじがらめにしておいて独創性が育つわけがない。

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