
なんでキョウダイセブンは京大英語で8割を超えたの?
なんでキョウダイセブンは京大英語で8割超えたの?
英語講師をしていると
「長文問題は配点が大きいので何としてもモノにしないと合格できません!」
といった悲鳴をよく聞く。
すると、多くの英語講師は
「シス単のような単語帳をやって語彙を増やせ」
とか
「問題集をやって、もっと文法力をつけろ」
とかアドバイスする人が多い。
それも大切かもしれないけれど、私の指導させてもらっている優秀な生徒たちは語彙も十分、文法の知識も十分という子が多い。旧帝や国立大医学部をめざす子たちは、そんな子たちなんです。
すると、あと何をやるべきか?
答えは簡単なんです。
皆さんは日本語がペラペラですよね。では、日本語で書いてあれば哲学書、文学書、IT関連の専門書がスラスラ読めますか?そんなワケないですよね。いくら日本語がペラペラだからって、何でも読めるワケがない。
英語だって同じなんですよ、当然ながら。
つまり、英語の長文問題を読むには幅広い知識がないとどうにもなりません。私は受験直前になると京大医学部を受けるような子には数学では負けます。ホームページに公開してあるように、私の京大二次試験の数学は7割程度しかありません。
でも、英語は誰にも負けません。なぜなら、数学には経験や幅広い知識は必要ありません。ところが、英語は高校3年生程度の知識では私のように30年以上も過去問題を解き続けた人には勝てないのです。
長文問題は英語だけの知識では高得点がとれないのですよ。博学でないとムリなんです。