
男ばかり、女ばかりって、そんな良いもんじゃないよ!
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都立高、男女別定員制を廃止へ…「入試で女子に不利」今年度は800人近くが不合格に
東京都教育委員会は24日、全日制の都立高109校が入試で設けている男女別の定員制について、段階的に廃止する方針を決めた。今年度入試では、男女別定員制により不合格となった受験生が女子を中心に800人近くに上っていた。第1段階として来年度入試から、性別に関係なく成績順で合格者を決める選考枠を全校で設ける。
私は高校2年生のとき「男子クラス」にいた。そのため修学旅行は男子ばかりの中で過ごすことになった。当時の三重県は男女関係なく成績順で合格を決めていたため、女子より男子の数がずっと多かったわけだ。楽しくないよ。だから、東京都が男女の比率がどちらかに偏らない配慮をしたのは理解できる。
ただ、当時の三重県と異なるのは男女の学力差が逆転しているらしいこと。成績順に合否を決めると女子の数が多くなりすぎて「女子クラス」ができかねないのだろう。それはそれで問題のような気もするが、今の時代は“実力主義”でないと性差別と騒がれてしまうのだろう。
アメリカなんか名門校が白人ばかりになったため、黒人を中心とした有色人種を一定数合格させる「クォーター制」が導入されたら白人側から“逆差別”と騒ぎになっている。
クオータ制とは、格差是正のためにマイノリティに割り当て を行うポジティブ・アクションの手法の一つ。 政治分野におけ るジェンダー・クオータとは、議会における男女間格差を是正 することを目的とし、性別を基準に女性又は両性の比率を割 り当てる制度である。
どんな制度も利点と欠点があるわけだ。長年「男子高」だった海星高校も「女子高」だったメリノールも共学になった。今はそういう時代なんだろうね。
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