ルース・ベネディクトの『菊と刀』
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あしながの寄付を申し込んだら、送られてくる会報が、毎月、会長や誰それが海外視察に行きました、どこそこと交流しました、というニュースばかりでした。どうして、そんなに海外交流が必要なのか全くわからず、だったらその分給付を増やせばいいのにと思って、数ヶ月で退会しました。偉い人たちが私服を肥やしているだけのイメージ。日大の田中理事長と同じにおいがします。
あしなが育英会は役員や理事の給与が高すぎます。
絶対に寄付しません!
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私は日本に寄付の習慣が根付かないのは上記のように寄付団体に関わったら嫌な思いをした人が多いからだと思っています。私は富裕層ではないので残念ながら自分と自分の家族を支えるだけで精一杯。
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しかし、もし富裕層の仲間入りをしても“あしなが育英会”には寄付しません。自分で施設をまわって真剣に勉強していて結果を出しているのに経済的な理由で進学できない子を見つけたい。そして、“あしなが育英会”を通さずに直接お金を渡して支援したい。
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私は近所のお寺さんが、調べに来た人に
「あそこは部落だ」
と、誹謗中傷した事実を知っています。創価学会のような宗教団体も信用していません。もちろん、自民党をはじめとして政党など信用していません。
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アメリカで生活していた時に出会った末日聖徒イエス・キリスト教会の人は信用しています。透明性が明らかで、教会に行って実際の教会員に会ったので確信できました。だから、アメリカでは寄付文化が根付いていると納得できました。
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日本とアメリカの大きな違いはクリスチャンの存在です。あるクリスチャンが言いました。
「私は仏教でもイスラム教でも何でもいいけど、神様を信じていない人はコワイ」
私はその気持ちが良く分かる。
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戦後日本文化を分析したルース・ベネディクトの『菊と刀』という有名な本があります。『菊と刀』はアメリカ文化人類学史上最初の日本文化論である。その中で、彼女は
「アメリカは罪の文化で、日本は恥の文化である」
と述べています。
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つまり、アメリカ人は
「神様の前で罪を犯したくない」
と感じるため、犯罪を思いとどまる。
日本人は
「罪を犯すと他人に悪しざまに言われて恥をかく」
と感じて、犯罪を思いとどまる。
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似ているようで決定的に違う。なぜなら、神様はどこにもみえるので常に正しく生きる必要がある。しかし、日本人は他人に悪しざまに言われなければいいので
「知られなければ、何をしてもいい」
となる。しかも、戦後はこの恥の文化さえ消えつつある。
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寄付という行為は、アメリカ人にとっては神様に褒めてもらいたい意識が働くが、日本人は他人に知られてナンボという人生観なのだ。神より金や名誉が上にくる。だから、どんな団体にも利権が存在してドンがいる。
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日大の田中理事長や、ボクシング界の山根会長のような人がどの業界にもいる。だから、日本人なら
「当然、あしなが育英会にも利権にまみれたドンがいるに違いない」
と、考えてしまうのだ。
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もちろん、アメリカにも日本にも多種多様な人がいる。クリスチャンの中にも犯罪に手を染める人は多いし、日本人にも信仰を持つ人がいる。神様を信じていれば全てオッケーと言えるほど人間は単純ではない。
しかし、社会制度として考えた場合は日本はまだまだ欧米に学ぶことが多いと思う。
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