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共感を得られない可哀そうな「浮きこぼれ」の子たち

共感を得られない気の毒な「浮きこぼれ」の子たち 私の塾には成績優秀な子が多い。彼ら、彼女らを見ていると気の毒に思うことが多い。ちょっと思い出してほしいのですが、中学生や高校生の頃に解けない数学の問題があったらどうしてました? 「そんなの友達に聞けばいいじゃん!」 と言う方が多いと思うんですよね。でも、私の指導させてもらっている生徒の子たちには、それ使えない方法なんですよ。なぜなら、学年トップだから。 1学年100人くらいの中学校で学年1番か2番の子が四日市高校に合格できる地区なんですけど、自分より成績が上の子がいないということは質問できる相手がいないってことなんです。 「じゃ、先生に尋ねればいい」 と言われそう。でも、それも簡単ではないんです。なぜなら、ここ三重県は左翼の先生が多くて 「特定の生徒ばかり教えるとヒイキと言われるし、不公平と言われる」 という姿勢の先生が多いんです。 実際、こんなこと書いている私に共感してもらえる人はほとんどいないでしょう?100人のうち1番というと1%の子の話。99%の子には共感してもらえないし、 「なにをえらっそうに!!」 と反発されるのがオチ。 でも

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「仮説は実証されなければ真実ではない」ガリレオ湯川先生の名言

「仮説は実証して初めて確かなものになる」一流の英語講師であることの実証方法についての一考察 私は大学を卒業して英語講師を始めたとき 「どうすれば自分が一流の英語講師であることを実証できるのか?」 と考えた。私の最初の答えは 「本場で英語をマスターすればいい」 ということだった。そこで、あるプログラムの試験を受けてアメリカで中学教師をすることになった。帰国する頃には「英語を身に着けた」という実感があった。そこで、名古屋にある大規模予備校、専門学校7校に履歴書を送ってみたが返事はなかった。 そこで 「なぜ返事が来ないのか。本場で英語を身に着けただけではダメなのだろうか?」 と考えた。私の答えは 「そうか、自己満足ではダメで客観的な評価を示す必要があるのだな」 というものだった。そこで、英語検定1級、通訳ガイドの国家試験、ビジネル英検A級、国連英検A級などに合格した後、再び履歴書を送って昼間の非常勤講師の仕事を得た。 ところが、授業をしていると生徒の方から英検1級と京都大学の入試との相関関係、どちらが難しいか、採点方法はなど疑問・質問が続出してきた。 「そうか、英会話系の英語と受験英語は違う

「仮説は実証されなければ真実ではない」ガリレオ湯川先生の名言