キョウダイセブン

無料テキスト

若者ら「部活強制加入はやめて」スポーツ庁に要望書

若者ら「部活動強制加入やめて」 スポーツ庁に要望書 3/9(水) スポーツ庁 若者の声を政策に反映させようと活動する「日本若者協議会」は9日、中学や高校の部活動に関し、生徒の意思に反して強制加入させるケースがあるとして、部活動は任意加入であることの周知徹底や実態調査を求める要望書をスポーツ庁に提出した。 このブログで何年も「部活は自由化すべき」と書いてきた。最初の頃は 「何を言っているんだ!」 といったブラックメールも来ていたのだけど、最近は共感してくれる人の方が多い。生徒たちも 「いいかげんにしてくれ!」 と悲鳴をあげ始めている。 「授業では先生たちもその分野のスペシャリストですが、部活の顧問は半数がその競技の素人だといわれています。教員に負荷がかかるだけでなく、それによって授業を準備する時間も減ってしまったり、いじめなどが起こったときに個別対応で『本当はもっとゆっくり話を聞きたいのにできない』といった影響も出てきます。結局、子どもにもマイナス面が降りてくるような仕組みになっているんです」 生徒だけではない。先生方にも 「報酬がないのに、責任だけはある」 という不満の声が出てきている

若者ら「部活強制加入はやめて」スポーツ庁に要望書

キョウダイセブン

無料テキスト

学校に見捨てられた“落ちこぼれ”と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(1)

学校に見捨てられた“落ちこぼれ”と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(1) 「陵成中学校の生徒は、3人に1人が四高か桑高に合格できる」 「大安中学校の生徒は、10人に1人が四高か桑高に合格できる」 1クラス30人のクラスを想像してほしい。陵成中学校で教えることになったら、各クラスに10人は四高、桑高に合格できる生徒がいる。しかし、大安中学校で教えることになったら、各クラスに3人しかいない。 これでは、板書して説明する問題のレベルも、授業進度もまるで変わってしまう。変えないと、生徒たちから苦情が来てしまう。陵成中学校で余りに授業進度が遅いと保護者からも苦情が来そうだ。 選抜試験を行わない公立中学校どうしなのに、どうしてこんなに大きな合格率の差がつくのだろう。 陵成中学校と光陵中学校は「桑名市」にあり、3位以下の中学校は「いなべ」にあることが関係しているとしか思えない。都市部は人も多く、競争が激しい。だから、生徒も保護者も、大学入試や社会の厳しさも身に染みて知っている。 指導していれば分かるのだが田舎の子たちは 「なんとかなるさぁ」 とか 「クラスの団結が一

学校に見捨てられた“落ちこぼれ”と、学校の授業が役立たないと知った“浮きこぼれ”の方はどうすべきか?(1)

キョウダイセブン

無料テキスト

共感を得られない可哀そうな「浮きこぼれ」の子たち

共感を得られない気の毒な「浮きこぼれ」の子たち 私の塾には成績優秀な子が多い。彼ら、彼女らを見ていると気の毒に思うことが多い。ちょっと思い出してほしいのですが、中学生や高校生の頃に解けない数学の問題があったらどうしてました? 「そんなの友達に聞けばいいじゃん!」 と言う方が多いと思うんですよね。でも、私の指導させてもらっている生徒の子たちには、それ使えない方法なんですよ。なぜなら、学年トップだから。 1学年100人くらいの中学校で学年1番か2番の子が四日市高校に合格できる地区なんですけど、自分より成績が上の子がいないということは質問できる相手がいないってことなんです。 「じゃ、先生に尋ねればいい」 と言われそう。でも、それも簡単ではないんです。なぜなら、ここ三重県は左翼の先生が多くて 「特定の生徒ばかり教えるとヒイキと言われるし、不公平と言われる」 という姿勢の先生が多いんです。 実際、こんなこと書いている私に共感してもらえる人はほとんどいないでしょう?100人のうち1番というと1%の子の話。99%の子には共感してもらえないし、 「なにをえらっそうに!!」 と反発されるのがオチ。 でも

共感を得られない可哀そうな「浮きこぼれ」の子たち

因幡の白兎

無料テキスト

今日は友でも明日には敵

俺は幼少期に児童養護施設にいた。 表の顔は障がいの子供を世話をする施設だが、裏では多額の金で親から子供を買い取り、核兵器に変わる抑止力となる生物兵器……ウイルスの開発をしていた実験場。いわば、そこに入居した子供たちは、親から棄てられたあげく、新兵器となるウイルス開発の人体実験用のモルモットだったというわけだ。 はぁぁ……。 俺がまだ施設にいたとき、毎日友達が殺され……地面に埋められた。 衣食住は保証されているが、明日は自分が死ぬかもしれないと怯えて過ごす毎日。しかし、そんな恐怖も先に殺される友達を見ている内に、俺も早く死んで、死後の世界でもう1度友達と遊びたいと思い始めた。 俺も開発段階のウイルスが投与され、何て表現すればいいのか分からない苦痛に全身を支配されたが、これで俺も友達の所に逝けると思うと嬉しかったが……俺は先に殺された友達のように死ねなかった。 ウイルスを投与され意識を失い……目覚めた日の事は忘れもしない。 ウイルスの影響か背丈が成長した自分の姿。殺されて埋められたはずの友達に襲われ、涙ながらに……殺してと頼まれたこと……掴んだ頭から伝わってきた首の骨が折れる感触……ぜんぶ……憶えている。 化物を殺す度に……最期に振り絞る言葉には……毎回胸が引き裂かれそうになる。 開発段階でも人を苦しめ、ウイルス開発を成功させたのにも関わらず、無関係の人々を苦しめ続ける、あいつ等だけは絶対に俺の手で殺す。 それまでは、何があっても……どんな状況で、どんなに辛くても……俺は死ぬわけにはいかない。