「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(109)
「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(109) We have said that feelings of inferiority are not in themselves abnormal. They are the cause of improvements in the human condition. (Alfred Adler) 私は中学生の頃は成績優秀だと思われていました。しかし、高校に入ると自分より成績のいい子がたくさんいて、劣等感に悩まされた。大学に進学する頃には、自分より頭のいい人がいることが当たり前となり、気にならなくなった。 あれから40年。私は自分が凡才であると悟り、毎日努力を続けてきた。そして、自分よりずっと才能のある子供たちを教える機会に恵まれた。そして、遅ればせながら、 「続けられることも才能なんだ」 ということに気がついた。 続けることができるのも才能です。 私は「ウサギとカメ」のカメのタイプらしい。ウサギが寝ている間に、ゆっくりではあるけれども、進み続ける。そして、競技によっては、ウサギに勝つこともある。アドラーは、この劣等感が、人類全体を