進藤 進
雨宿り(第三話)薄くなった男
自信を無くしている男がいた。イヤな上司。山積みの仕事。独身。三十二歳。 ある日の「雨宿り」が人生を変える? この物語は「育毛剤」や「カツラ」の話ではありません。(笑) 読むと、元気になる。 そんな、お話です。 「雨宿り」のあとの、「雨上がり」の空のように。 時間をタイムスリップして、レトロな時代のラブストーリーを感じていただければ、幸いです。