近未来型の投稿サイトを作りました


Baskadia2020/03/29 05:10
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弊社社長小林がBaskadiaの設立趣旨につき執筆いたしました。

近未来型の投稿サイトを作りました

「創作支援サイト Baskadia / バスカディア」というサービスを作りました

こんなサービスです

・使いやすさにこだわって開発した投稿サイトです。

・漫画、小説、イラスト、写真、ブログなど、様々な作品を気軽に投稿できます。

・全作品を無料で閲覧できますが、好きな作品に任意の金額を投げ銭できます。投げ銭は投稿者に還元されます。

・各作品への投げ銭の総額が「いいね!」の代わりに表示されます。つまり、「いいね!」の機能と投げ銭の機能を一元化しました。

・他のユーザーに二次創作や翻訳を許可・依頼できるコラボ機能もあります。

・投げ銭はビットコインで行いますが、ビットコインのことを知らなくても楽しめるようにサービスを設計しました。

・多くの作品にコメントしたお客様を中心に、投げ銭用のビットコインもプレゼントしています。

なぜビットコインなのか

 私は、以前、仮想通貨(暗号資産)の取引所の設立や運営にたずさわっていました。ただし、自分から希望したわけではなく、会社の命令です。

 不本意とはいえ、これも仕事ですので、猛勉強して仮想通貨には非常に詳しくなりました。いざ勉強してみると、仮想通貨は技術的に大変面白かったのですが、仮想通貨がただの投機商品として扱われ、いわゆるゼロサムゲームを繰り返すだけの取引所ビジネスには、あまり魅力を感じませんでした。

 また、当時は、空前の仮想通貨ブームでしたが、すぐにバブルがはじけるであろうことは予想していましたし、多くの企業が取引所ビジネスへの参入を表明していたので、「先が見えている」とも感じていました。

 そこで、取引所以外のサービスを考えるようになったのですが、仮想通貨って理解すれば理解するほど使い道がないんですよね。特殊な技術を利用しているので、他の分野に応用しようとすると、あれやこれやと問題が出てきて、結局、「現金でいいんじゃない?」となってしまいます。

 色々と考えた結果、ビットコインのメリットを活かせるサービスは限られていました。いくつか候補はあったのですが、そのうちの一つが投げ銭サービスでした。

 当時も仮想通貨の投げ銭サービスが少し話題になっており、私もいくつか触ってみたのですが、仮想通貨の初心者の方には使うのが難しいものが多い、という印象でした。また、投げ銭サービスそのものについても消極的な意見が多く、その理由も理解できたのですが、将来的には可能性がないわけではないし、後述のような社会的意義があると考えました。

 このような経緯で「誰でも楽しめるビットコインの投げ銭サービス」を作ることにしました。

なぜ投げ銭サービスなのか

クリエイターを取り巻く環境

 現在、インターネット上では多くの優れた作品が無料で公開されています。

 多くの創作の分野では、いまだに円盤、書籍、グッズなどの「物」を販売しなければ、収益化が困難な状況のように見受けられます。もちろん、「物」によってこそ得られる満足もあり、それを否定するつもりはありませんが、環境問題も深刻になっている今日、それ以外の選択肢が少ないことに疑問を感じました。

 また、コンテストなどの狭き門を争い、優れた作品でもなかなか評価されず、書籍化された後は厳しい締め切りに追われ、一時的にでも人気がなくなると打ち切りになる、といった話もいまだに耳にします。

 とはいえ、インターネット上で閲覧に課金するという方法では、一部のコンテンツを除いて、閲覧者を集めること自体が困難です。いわゆるサブスクリプション(月額課金)のサービスは増えてきましたが、利用していないユーザーにも課金するという点で、以前から好きになれませんでした。

 そこで、投げ銭専用の投稿プラットフォームを作りたいと考えるようになりました。

違法アップロードの問題

 違法アップロードが社会問題になっています。規制の厳格化が進んでいますが、それだけでは「いたちごっこ」だと思います。地球上の誰か一人でも違法コピーを配布すれば、それが世界中に流通します。それを取り締まることは困難ですし、取り締まりにもコストがかかります。そこで、いっそのこと、閲覧に課金するというしくみ自体を放棄してしまえばよいのではないか、と考えました。閲覧自体は無料で、閲覧後に任意で投げ銭するというしくみにすれば、あえて違法コピーを作成、閲覧する意味もなくなりますし、違法コピーにわざわざ投げ銭する人は、まずいないでしょう。


情報商材詐欺の問題

 情報商材詐欺が社会問題になっています。しかし、情報商材詐欺といわれているケースに限らず、そもそも購入したコンテンツに代金相当の価値がなかったということは、日常でもよくあります。友人に勧められて読んだ本がイマイチだったということは、誰にでも経験があることでしょう。コンテンツの価値は人によって変わります。にもかかわらず、現在の消費者は、その価値が分からない状態で他人が決めた代金を支払うというリスクを強いられているわけです。それが詐欺に限らず、様々なトラブルの原因になっています。そこで、コンテンツの閲覧後に、閲覧した本人がその価値を決めるというしくみにすれば、このようなトラブルは自ずと解消されると考えました。

Baskadiaの意味

 Baskadiaは、Bask(日光を浴びる、賞賛を浴びる、恩恵を受ける)とArcadia(楽園)の造語です。もっと簡単な名前にしたかったのですが、全て使われていました。

最後に

 クラウドファンディングなど、クリエイターが収益を得られるサービスは増えています。今はパトロンサービスも流行っています。その多くは、クリエイターに企画や管理など創作活動以外の負担がそれなりにかかります。ファンとのトラブルも結構あるようです。そういったことが重なってコンテンツの品質が低下しないかを懸念しています。

 広告収入を分配するサービスも増えています。私は、広告自体が悪だとは考えていませんが、広告が過剰になってきていることを憂慮しています。広告を閲覧させるという目的に引きずられて、コンテンツの内容が偏るという現象も起こっているようです。

 投げ銭サービスは、投稿してしまえばクリエイターの仕事は基本的には完結しますので、クリエイターは創作活動に専念できます。また、よい作品ほど多くの人々に共有されるので、それだけ世の中がよくなります。一方、クリエイターは、作品を高く評価してくれるファンが少しでも現れれば、それだけで(経済面でも)報われる可能性があります。私が投げ銭サービスを作りたいと考えたのは、そういった理由からです。

 投げ銭サービスの最大の問題は、人々の善意の上にしか成り立たないサービスであることだと思います。「(ライブ配信以外の)投げ銭サービスはスケールしない。」ということは何度も耳にしました。現在はそうですし、当分の間はそうだろうと私も思いますが、未来永劫そうなのでしょうか。

 「近未来型」と題したのは、知人や友人からそう言われたからで、他には「それ、理解されるのに時間がかかるよ。」とか「時代を先取りしすぎて儲からない。」などと言われています。

 世の中に受け入れられるか否かは私にも分かりませんが、受け入れられれば世の中がよくなる、そういうサービスを作りました。そうなってほしいからです。

 よかったら、遊びに来てください。

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