好きなことしかできない私はワガママ?


キョウダイセブン2022/04/18 01:07
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好きなことしかできない私はワガママ?

 私は北勢中学校のとき、学年で上から数えた方がはやい成績だった。音楽以外はオール5だった。四日市高校を受けるときは「落ちるはずがない」と考えていた。大学を受けるときは、そんなに簡単ではなかった。自分より賢い子が山ほどいた。それでも、上位1割以内にはいたから現役で名古屋大学に合格した。


 大学を卒業するとき、教育学部の中では成績が良かった。「統計」以外はすべて優で、卒業論文も優だった。そして、人生の転機を迎えた。

「大学院を受けるか否か」

 なまじ成績が良かったため深く考えずに「上」だけを考えて生きていた。でも、卒業のときに

「このままでは学者じゃん。オレ、学者になりたいの?」

 と迷いが出た。


 幸い筆記試験は合格したものの、面接で落ちた。それで、塾講師を始めた。そこで、私は目からウロコが落ちた気がした。

「これが自分のやりたいこと!」

 そう思ったのだ。あれから、アメリカに行き、名古屋で非常勤講師をやり、自分の塾を経営してきた。面白かった。


 アメリカに行くときは、

「帰国したら26歳で失業し、貯金はゼロになり、彼女もいないぞ」

 と分かっていたが、已むに已まれぬ気持ちで日本を離れた。銀行から融資を受けるときは破産のリスクがあり、英検1級を受けるときは合格の可能性はほとんどないと覚悟していた。でも、好きなことだからチャレンジが面白かった。


 途中から文系なのに数学Ⅲの勉強を始めたり、SNSに手を出したり、先がどうなるのか見通せるほどの才能は無いけれど、好きだから手を出した。全て楽しかった。だから、人から嫌われても構わなかった。


 そうこうしているうちに、還暦を超えてしまった。肩書やお金を優先する生き方もあるだろうが、私は好きなことをして生きてこられた人生に後悔はしていない。

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