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ローマでお買い物！（第一部）

平成レトロ・ラブストーリー「ローマでお買い物！」～コロナも無く、海外旅行全盛期。 成城オバサマも、OLもみ～んな、ブランド大好き！イケメン根暗男とお気楽ツアコンのドタバタ恋物語。 タイトル通り、これは「ローマの休日」のオマージュですが、内容は全く違います。 空想の中で、「旅行」と「お買い物」を楽しんでいただければ、幸いです。

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１４４）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１４４） 私は名古屋の河合塾学園、コンピューター総合学園HAL、名古屋外国語専門学校など７つの予備校、塾、専門学校で１４年間講師をさせてもらって気づいたことがある。 予備校ビジネスの大黒柱は授業料。塾生の方になるべく多くの授業を受けてもらい、お金を落としてほしい。模試や講習会も受けてほしい。 だから、本番より難しい「模擬テスト」で低い得点を示して生徒の方の危機感をあおり入塾を勧めたり、講習会に出席を勧める。このビジネスを成立させるために、模試を無料にしている塾も多い。 もちろん、入塾させてしまえばこちらのもの。無料テストの実施経費は授業料に上乗せして、しっかり回収する。これは、実質入塾しなかった模試の受験生の受験料を入塾させた生徒に支払わせているのだけれど、お気づきだろうか。 他にもタレントやアニメを使って大々的に宣伝を行うため、マスコミに支払う巨額経費も授業料に上乗せしている。この授業料の大部分は生徒の方の学力向上とは何の関係もない。 I have realized something in my 14 years of teaching

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（６）

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（６） The definition of insanity is doing the same thing over and over and expecting different results. 旧帝や国立大学医学部に合格するのは上位２％程度。そんな少数派をめざしているのに、学校の宿題だけしかやらない子がいる。宿題なんて全員がやることが前提です。あるいは、 「友達が知名度が高い塾に行くから自分も行く」 という子がいる。知名度が高い塾というのは多くの子が通っているという意味です。 他の生徒と同じことをやりながら、他の生徒よりはるか上を行きたい。 これは不可能です。もちろん、成功した人の勉強方法を調べて参考にするのは悪くない。しかし、多くの生徒は参考書や塾の評論家のようになってしまう。つまり、自分の学力を決定づけるのは特定の参考書や特定の塾だと信じてしまう。 自分の学力が伸び悩んでいる場合、外部に原因があるのではありません。旧帝や国立大学医学部に合格していく生徒は特殊な問題集や特殊な予備校に通っているわけないじゃないですか。 Only about

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（９）

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（9） Labor gives birth to ideas.　（Jim Rohn） 日本にも「下手な考え休みに似たり」というのがある。実力のない人、その道にくわしくない人がいくら考えても大したことは思いつかないので休んでいるのと同じようなもの、という意味です。 勉強にも同じことが言えます。落ちる子は「朝型が夜型よりいいらしい」「休み時間にチョコを食べるといいらしい」「A問題集はB問題集よりいいらしい」「P塾がS塾よりいいらしい」と限りなく“下手な考え”に熱中する。 そんな時間があったら数学の問題を1問解け！ 他塾から移ってきた子に 「この問題をやってみて」 と言ったら、問題の横に解答を置いて読みだした。それは、入力というのであって出力とは違う。講師の解説を聞いたり、参考書の解説を読むのは「解く」とは言わない。 注意をしたら 「ボクの勉強方法を否定するのですね！前の塾ではこう教わりました！！」 と言う。面倒くさいので放置した。学園ドラマなら叱咤激励して間違いを修正してやるのだろうけど、現実はそんなに甘くない。修正しているうちにライバルは遥かかなたに進

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（６５）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（６５） Beauty in things exists in the mind which contemplates it.  （David Hume) 私は数学の「置換積分」が好きだ。とても美しい計算方法だと思う。数学好きな生徒とは、その思いが共有できて楽しい。しかし、数学が苦手な生徒に「美しい」と言っても気持ちの共有ができない。 なぜか。それは、とても単純な理由で 「それを見る生徒の心の中の問題」 なのだ。そして、その心を予備校講師ごときが変えられるわけがない。 子供の頃に聞いた歌の歌詞を、大人になって聞き返したら全く違う意味に聞こえた。そんな経験がある人は多いはずだ。同じ歌詞、同じ音声なのに、なぜ違って聞こえるのか。それは、経験を積んで内面が成長したからに他ならない。 I like "substitution integral" in mathematics. I think it is a very beautiful way of calculation. I enjoy sharing this feeling with stu

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（３）

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座（３） Let us take warning from another's wound.  (St. Jerome) 受験に失敗する人には共通点があります。それは、探求心の欠如とでもいうもの。たとえば、旧帝や国立大学医学部の入試問題は年度による変動はありますが「ボーダーは６５％。合格者の平均でも得点獲得率が７割程度」という事実があります。 それなのに、満点を取ろうとする人がいます。確実に落ちます。合格するためには数学が５問出題されたら「３問は確実に解き、１問は手をつける」のが正しい合格の仕方です。理Ⅲや京大医学部のトップ合格でも８割が限界であるように問題が作られています。 それを勘違いして「解かなくてもいい問題」ばかりにこだわる人が多い。確実に落ちます。そういう間違った作戦を立てて質問してくる生徒には 「もっと基本的な問題を確実に解けるようにした方がいい」 と思うのですが、どうしてもこだわる。難問を解くのが難関大に合格する鍵だと勘違いしているのです。 私が京大の成績開示を見せたら（英語８割、数学７割の正解率） 「講師のくせに英語は２割、数学は３割も

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（２２）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（２２） People rarely succeed unless they have fun in what they are doing.  (Dale Carnegie) 「好きこそものの上手なれ」と言う。塾生の子たちを見ていると様々なタイプの子がいる。一人として同じ子はいないから当たり前のことだ。「モテたいから勉強している」「親の期待に応えたいから勉強している」「数学が大好きだから勉強している」。勉強する理由はいろいろある。 しかし、成績がどんどん向上していくのは「好き」だから勉強している生徒だけ。無理やりやらされている生徒は学年が上がるにつれて好きだから勉強している子に敗北してゆく。これもまた当然と言える現象だ。 旧帝や国立大学医学部に合格していく生徒を多く指導させてもらっているが、トップクラスの生徒は「当たり前」のことをやっている。数学ならチャート、英語なら過去問。多くの敗北していく生徒は「〇〇参考書がいいぞ」「〇〇予備校がいい」と外部に目を向けすぎる。 大切なのは自分を変えることなのだが、それが出来るのは上位の１割以下のようだ。

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（５３）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（５３） Luck is a dividend of sweat.  The more you sweat, the luckier you get. （Ray Kroc） マグドナルドの創業者の言葉らしいですね。「私は親ガチャのハズレ」。こんな言葉はただの言い訳。過去の成功者の伝記を読んでみると、考えられないような不幸に襲われている人が大半だということに気づく。 悲惨な経験は時として人を強く賢くしてくれる。昔からバカ殿様というのがいる。金持ちの家に生まれて、何の苦労もなく育つとバカになるという話。人はどこに生まれるのかは選択できないが、どれだけ努力するかは自分でコントロールできる。 今、自分が置かれている状況の中で精一杯やるしかない。どんな状況にあっても、知恵と体力の限りを尽くして多くの時間をかけて継続的に努力し続けたら必ず道は開けるもの。私はそう思う。 多くの先人の言葉をここで紹介させてもらっているのは、私には知恵が足りないので成功した先人の知恵を借りたいと思うからだ。 It seems the founder of McDonald's

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１１９）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１１９） なぜベネッセの進研模試が生徒の支持を得られていないかというと、受験者を増やすために進学校以外にも食い込んでいるからだ。 つまり、就職する予定の生徒も受験している。進学する予定の生徒にとっては競争相手が多く混じっているテストの順位など信頼できない。河合塾や駿台、東進などの模試は大学受験生のみを対象に実施されるのでデータが信頼できると思われている。 要するに受験生を多く集めて受験料を集めるのか、受験生を多く集めなくてもいいので信頼できるデータを提供しようとするのか。そこは経営者の判断なのだ。最終的には、受験生の立場に立たない経営方針の会社は生徒から見離されるだろう。 The reason why Benesse's Shinken Mock Exams are not supported by students is that they are making into schools other than the preparatory schools in order to increase the number of test t

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（４０）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（４０） If you’ve never eaten while crying you don’t know what life tastes like. （Johann Wolfgang von Goethe） 日本は平和ボケして久しい。これがGHQの狙いだったのだから、見事成功している。私は戦前の軍国主義がよかったなどと思っていない。しかし、北朝鮮がミサイルを何発も発射し、中国が毎日のように尖閣諸島周辺で領海侵犯を繰り返し、ロシアが北方領土で軍事演習を行い、韓国が竹島の軍事化を進めている。 この状態で「憲法九条を死守する」という左翼の人たちがマスコミを牛耳っている。ロシア、中国、北朝鮮にとっては「丸腰ですよ」と安心感を与える以外の意味はないのに。 受験勉強でも平和ボケしている。受験に失敗して悔し涙を流す人は、浪人してでも初志貫徹だと頑張った。しかし、今は「入れる大学ならどこでもいい」というタイプの人が増えた。 日本全体の規律がユルユルになってしまった。 Japan has long been a peaceful country. Thi

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１０８）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１０8） A critic is a man who knows the way but can't drive the car.  (Kenneth Tynan) 受験指導をさせてもらっていると「批評家」によくでくわす。どの参考書がどの参考書より良いとか、どの塾がどの塾より良いとか批評ばかりしているタイプの生徒だ。何を食べると脳に良いとか、朝型と夜型はどちらの方が勉強が進むとか批評ばかりしている。 しかし、そういう批評家タイプの生徒が難関大に合格した例を私は見たことがない。 保護者も同様だ。どの高校に行くと自分の子どもの大学進学に有利か情報収集ばかりしている保護者によく出会う。ところが、真剣なのは保護者ばかり当の本人は実にいいかげんという例を嫌と言うほど見てきた。 現実は、シングルマザーの生徒で塾に行かせる経済的な余裕がない逆境の子の方が難関大に合格したりする。 I often encounter "critics" when I am teaching students for entrance examinations. They a

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１０５）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（１０5） He who begins many things, finishes but few.  (英語のことわざ） 受験指導していると、あの問題集もこの参考書もと多くの本に手を出す生徒がいる。そして、どれも中途半端で終わる。塾や予備校の選定も同じことだ。あっちの塾に行って気に入らないから、こっとの塾に移る。それも気に入らないから、さらに移る。 こういうタイプの生徒は、受験だけではなく人生においても成功の確率は落ちる。自分の目が信じられないから、他人の評価に頼る。自分の友人がA参考書が良いと言うと、すぐA参考書を買い、受験指南書がB問題集が良いと書いてあればB問題集に浮気する。 本当に受験に成功する生徒は、自分に自信があるから「これだ」と思った問題集や塾からそう簡単に浮気はしないものだ。 When I teach entrance examinations, I have students who try to get their hands on that question book, this reference book, and

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（２７）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（２７） Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.  (Henry Ford) 大学入試に英単語６０００語が必要と言われると途方に暮れる人が多いだろう。しかし、３年間で単純に分割すると　６０００÷３÷３６５＝だいたい６語。つまり、毎日６語ずつ覚えていけばいい。忘れることも考えて「毎日１０語」。 私は、高校生の頃にそれくらいは行き帰りの電車の中で覚えた。 数学も２０００題を分割すると、２題。「毎日２題」なら大したノルマではない。ところが、現実には 「部活で疲れた」「趣味を楽しみたい」「彼女にデートに誘われた」 などと言い訳をして実行しない。そんな意志の弱い人に、旧帝や国立大学医学部が合格できるわけがない。 その努力を回避したい甘えた人は、 「うちにいらっしゃい。合格させてあげる」 という予備校や塾の甘い言葉にひっかかる。そして、大金を巻き上げられる。自業自得だけどね。 Many people would be at a loss if they were tol

A friend of the ace(English)

This is a story manga of a soccer player called the ace of Japan and a trainer called his best friend. ↓YouTube(Drawing movie) https://www.youtube.com/channel/UCPlBPEAadTTLV2OKkBf8o6Q ↓BOOTH(Manga sales) https://hisashisaruta.booth.pm/ ↓Instagram https://www.instagram.com/hsymonkey/

「空き家」はこうして生まれる（２）

「空き家」はこうして生まれる

Mercato : le PSG a finalisé le recrutement de Ruiz (officiel)

Lors du mercato estival, le Paris Saint-Germain a officialisé la signature du milieu de terrain Fabian Ruiz en provenance de Naples pour 25 millions d'euros (bonus compris). L'effectif de Christophe Galtier sera renforcé par l'arrivée de l'Espagnol.Plus d'informations ici sur maxifoot

塾でのできごと（９）

塾でのできごと（９） 「うちの娘は賢いので、最初の５分は先生の経験談で動機付けを」 「で、次の１０分間は〇〇問題集をやらせて」 「その後、５分間で答え合わせと訂正を」 「次の１５分で、授業の予習の部分の説明を」 「そして、その後に●●参考書にある参考事項を話して興味をひいて」 「最後に、次回までの宿題を指示してください」 「いいですね？これが最高の授業パターンだと受験指南書に書いてありました」 「・・・」

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（９４）

「京大医学部４名合格講師」による受験対策講座（9４） No man’s knowledge here can go beyond his experience.  (John Locke) 成績が上がらず最終的に「不合格」を手にしてしまう生徒の特長は明らかです。それは 「そうすれば成績が上がりますか？」 と質問してきて、良い参考書や問題集の名前を求めてくる生徒。こちらのアドバイスなど耳に入らずジプシーのように通う塾を移り歩く。 たとえば、数学の場合は統計が 「２０００題解けば高校数学はマスターできる」 という結果を示している。問題集７冊分くらいです。 ところが、ダメな生徒は自分で解く経験を積み重ねることなく 「こうすれば解ける、という方法を教えて下さい」 と、魔法のような方法を教えてほしいと求めてくる。 そんなものあるはずがない！！ 自分で経験を積み重ねることなく、黙って授業を聞いていれば問題が解けるようになるわけがなかろうね。そんな簡単な事実も分からないようでは見込みはない。 The characteristics of students who fail to make the g

「流血を厭う者は、流血を厭わぬ者に必ず征服される」（戦争論）

「流血を厭う者は，これを厭わぬ者によって，必ず征服される」(戦争論) カール・フォン・クラウゼヴィッツの言葉。戦後、日本は 「日米安全保障条約があれば、いざという時にアメリカが守ってくれる」 と、勘違いしたまま生きてきた。私も若い頃は勘違いしていた。 「戦争は第二次世界大戦が最後だった。だって、核戦争では勝者がいないんだもんね」 と信じる人が多かった。私も先週までは、そう信じていた。 しかし、今私たちが目にしているのは２１世紀になっても他国の国境を戦車で踏み越えてゆく国が存在すること。市民の上にミサイルを撃ち込む国があること。 「邪魔をする奴は歴史上見たことがない悲惨な目に会う」 と恫喝する国が国連の常任理事国ということ。 結局、１９世紀の天才軍人と呼ばれたカール・フォン・クラウゼヴィッツの見立てが正しかったのだろうか？流血を厭わぬロシアの思いのままに世界は進んでいくのだろうか？ウクライナがロシアの手に落ちたら、中国に 「これは、いける！」 と思わせてしまうのではないだろうか？間違ったメッセージを送ったツケは日本が後で払うことになる可能性がある。 普段 「日本国憲法を改悪するのを許すな

雨宿り（第一話）待たされている女

女は待っていた。 待てると、思っていた。 でも・・・少し、寒い。 呟いた女の肩を雨が濡らす。 つかの間の「雨宿り」がもたらす恋物語。