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不思議の国、ジャパン(10) (パウロ・ボケ)

不思議の国、ジャパン(10) (パウロ・ボケ) 私はユタ州の生まれ育った地区の教会で、プライマリークラスに出席していた頃から次の聖句を学んできました。 主は黙示録第3章で、ラオデキアの教会の天使になまぬるさについて話しかけられました。 ヨハネの黙示録第3章15-19節 「わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。 つまり、神様は 「冷たいか熱いかを望まれて、どちらつかずの生ぬるいものはお嫌いなんだ」 ということを胸に刻んで育ってきました。 子供の頃、母が 「ダウンタウンに行くけど、ついてくる?」 と言われた時、Whichever is fine. (どちらでもいいけど) と答えたら、 「イエスかノーか明確に答えなければなりません」 と説教されたことを覚えています。 学校で科学を習った時も、 「実験結果を見れば、仮説が正しいか間違いか分かります」 と、説明を受けて納得したものです。「正しいと間違いの中間」なんて結果は、科学には存在しないのです。

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イナベより愛をこめて(10)ありのまま

イナベより愛をこめて(10)ありのまま 喫茶店でモーニングを楽しんでいるとき、隣に客が座り大声で話し始めたら誰でも自分の大切な時間が台無しになって怒りの感情が湧く。しかし、それでは自分が大声の客の犠牲者になってしまう。 自分の貴重なモーニングタイムの時間に誰が隣に座るかは、完全に偶然の出来事。つまり、自分でコントロールできない事態だ。自分でコントロールできないことは、ありのまま受け入れるのがいい。 私たちはコロナが世界中に蔓延することを予測できなかったし、ウクライナで戦争が勃発することも予測できなかった。これからも、予測できない「まさか!」の出来事の連続だろう。私たちは、コロナをコントロールできないし、プーチンが何を考えているのかも知ることができない。 私たちは自分の持ち分の領域で、時間的、身体的にできる最善のことを行うことしかできない。それでいいのだと思う。美容院の方は素敵な髪型を考え、宅配の方は荷物をお客様に届けることに全力を尽くす。 私は塾講師だから、頑張って教える。少子化や不況に悩まされても、知恵を絞って朝から寝るまで頑張る。それ以外にできることがないのだから、それでいいのだ。

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