Baskadia

路地裏

華やかで煌びやかな街 ずっと自分の居場所を求め彷徨い歩いていた だけどいくら探しても何処にも無かった 迷い込んだ路地裏 薄暗く静かな場所 歩いていると何故か心が落ち着いてきた 自分の居場所は華やかな街にあると思っていたのに 路地裏に入り そこが自分の居場所だと気付いた 暗闇をほんのりと照らす薄暗い街灯 街灯の明かりの下に人影 引き寄せられるように 人影に近づいていったら そこには見た事のある人 よく見ると私が愛した人だった ずっと華やかな街にいると思っていたのに こんな薄暗い路地裏にひっそりと佇んでいた あなたを求めていた自分 あなたを忘れようとしていた自分 二つの心で迷い彷徨い続け 辿り着いた路地裏 そこに居たあなた そこは二人だけの世界 誰にも気付かれる事のない場所 路地裏 静かなこの場所が 私の居場所 あなたが私を待っていてくれた場所 もう華やかな場所に行く事は無い

路地裏

雰囲気怖めの子かきたかった

詩「とある夜の路地裏にて」

※2022年9月の作品です。 　 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いします。 　 　 　 あなたの人生の 貴重な時間をどうもありがとう。