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美人女医の闘い

美人女医の闘い 知り合いの女医さんが医者には応召義務があるとのことで、美人看護師を求める患者も断れないと憤慨してみえた。塾も似たところがあって、モンスターペアレントが後ろに控えている生徒は断りたいのだけれど最初の訪問ではそこは見抜けない。 医師の応召義務と言っても拒否できる場合ももちろんある。 (1)医師の診療方針に納得せず、自己判断による診療を要求する場合 (2)医師に対する暴言や暴力で信頼関係が失われている場合 (3)診療室からの退去を再三にわたり拒否するケース (4)長時間居座ったり、あるいは大声で不満を述べ、病院の業務を妨害する場合 (5)医師が別の病院にかかるように告げ、患者もそれに従った場合 しかし、医者なら患者、塾なら生徒と保護者と裁判沙汰になって良いことは1つもない。勝訴したところで病院や塾の評判が落ちる可能性が高い。それでは経営が立ち行かなくなるので落としどころを考えるしかなくなる(和解)。 塾では金ピカ先生からマドンナ講師までパフォーマンス講師と呼ばれる講師が一世を風靡した。集客のため生徒に媚びた気がして多くの講師は嫌な思いをした。でも、経営的には大成功で有名講師の

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現代は情報戦

現代は情報戦 アメリカは今回のロシアによるウクライナ侵攻を正確に予測していた。侵攻の日時さえ正確に予測していた。なぜ、そのようなことが可能だったのか。それは、世界各地(ロシア内も含め)に情報網があるからだろう。もっとハッキリ書くとスパイがいたるところにいるはずだ。 織田信長の桶狭間の戦いは奇襲ばかり強調されるが、信長は今川義元の首をとった部下より今川義元の居る場所を正確に報告してきた部下に第一の褒賞を与えた。優秀な武将は400年以上前から情報が何より大切だと認識していたのだ。 受験も同じことで、がむしゃらに勉強することが合格への道ではない。たとえば、京都大学の英語はほとんど毎年「和訳」と「英作文」のみなのだ。だから、並び替え、穴埋め、リスニングといった問題練習は二次試験では無意味なのだ。 私が京大二次試験の成績開示をしたら 「8割正解ということは英語講師なのに2割も間違えたのか。恥ずかしくないのか!」 と、ブラックメールがきた。京都大学の二次試験では8割というのは医学部医学科のトップ合格レベルであるという基本情報さえ知らないということで、無知丸出しなのだ。合格できるわけがない。 数学も

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