シェア - 戦争

キョウダイセブン

テキスト

戦争、殺人の根源

戦争、殺人の根源 安倍元首相が暗殺されてしまった。戦争を止めないプーチンから弔電が届いたそうだ。どうして、人は人を殺し続けるのだろう?多くの人が平和を求めて研究し、論文を発表し、運動を繰り返し、組織を作る。 しかし、何千年経っても人殺しは止まらない。聖書にある最初の殺人者は「カインとアベル」の物語に書かれています。 エデンの園を追い出されたアダムとエバですが、その後この夫婦にはカインとアベルという2人の息子が生まれます。カインは農業を営む者になり、アベルは羊飼いになりました。あるとき2人は、それぞれ神にささげ物をしますが、カインが持っていった畑の作物というささげ物は神に受け入れられず、アベルが持っていった羊の初子は受け入れられました。 この箇所は、神が好むささげ物とそうではないささげ物があるというふうにも読めてしまいそうですが、聖書全体を読むと、神はいつでも人がささげ物をするときの心の在り方を問題にしています。悔い改めをすることなしに動物のささげ物を持ってくる民に向かっては、「わたしは、雄羊の全焼のささげ物や、肥えた家畜の脂肪に飽きた」(イザヤ1・11)と言っていますし、イエスは、貧し

戦争、殺人の根源

シェア - 戦争

キョウダイセブン

テキスト

もう誰もロシアの兵器は買わない

もう誰もロシアの兵器は買わない これまで約2万回の出撃があったうち、ウクライナの空域に入ったのは3000機程度で、それも戦場の上には飛んでこない。ロシア軍はウクライナの対空システムを恐れているのか、それとも空爆は長距離ミサイルの役目だという考えなのか? ロシアはアメリカに並ぶ軍事大国だと信じられていたから、中東諸国もアフリカ諸国もインドもロシア製の兵器を大量に買ってきた。しかし、今回のウクライナ戦争でロシア製兵器の性能が予想以上に低いことが暴露されてしまった。 アメリカやEUが大量の兵器をウクライナに提供したら、ウクライナが予想以上の成果をあげた。世界中がこの状況を注視している。言ってみれば、欧米の兵器の生きた展示会のようなものだ。これからロシア製の兵器は売れないだろう。 欧米はウクライナにいくらでも兵器を提供し、財政援助もするだろう。戦後、その提供した兵器や援助をはるかに上回る収入が兵器の売買で欧米諸国にもたらされることが確定したわけだ。 日本は憲法があって兵器の売買ができない。財政援助をするだけして、何のうまみもない。せめて、中国が台湾に侵攻した時に欧米諸国が手を貸してくれるように

もう誰もロシアの兵器は買わない