気づき
気づいてしまった 見えてしまった 聴こえてしまった 有り得ない事実 信じられない事実 「それ」が本当なら 私がいるこの世界 あの人は「いるはずない」 だけど 何度か見て 何度も見て 何度も聴こえて それでも信じられずに 「それ」は幻 「それ」は夢 「それ」が存在する そんなことは有り得ない そんな偶然 そんな奇跡 私はずっと言い聞かせてきた 「それ」の存在はない、と だけど 「それ」はハッキリと存在していた 「それ」は私の事を大切に想ってくれていた 「それ」は「あの人」 何度見返しても 何度否定しようとしても あの人以外に有り得ない 気づいてしまった あの人の存在に 聴こえてしまったあの人の心の声… 私を想ってくれている 暖かい気持ち… 私が気づいたこと あなたは気づいた? ねぇ… 大切なあなた… 私の世界にいるあなた…