第18話 - 1章ー2 獣人の王たち
4・獣人の王たち
あれからこの世界の携帯の使い方を教えてもらい数日後に連絡があった。そして、私が招喚されてからちょうど1週間経った今日、私は獣人の王様達に会うことになった。
他国の王様に会うということで、私は薄くお化粧をして元の世界では着る機会のなかったドレスを着ている。まだドレスを着た時の美しい歩き方などは勉強していないため、足首の見えるロングスカートくらいの丈のドレスだ。
そして私は、王様達が待つリグエルさんのお城の応接室の前にいた。リグエル「いきましょうか。」
光輝「...はい。」
私は緊張をほぐす為深呼吸をしてリグエルと一緒に部屋の中へと入った。