ホンマにアホやなぁ!(27)
ホンマにアホやなぁ!(27) 第四章、身につけたものを使ってみた A子ちゃんのこと もう10年以上経ったから書いても人物が特定できないだろう。長く受験指導をしていると忘れられない生徒がいるものだ。A子ちゃんも、その一人だ。 私の塾に来てくれたのは彼女が小学6年生の時のことだった。最初に面接した時に、一目見て 「この子は賢い子だ」 と分かった。学力を確認しようとプリントを渡したら、いつまで経っても提出しようとしない。完全に仕上げるまで粘る子だった。 Chapter 4, I Used What I Wore A Child. It's been more than ten years now, so you won't be able to identify the person I'm writing about. There are some students whom you cannot forget after teaching them for a long time, and A-ko was one of them. She was in the sixth grade