シェア - 「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(23)

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「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(9)

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(9) Labor gives birth to ideas. (Jim Rohn) 日本にも「下手な考え休みに似たり」というのがある。実力のない人、その道にくわしくない人がいくら考えても大したことは思いつかないので休んでいるのと同じようなもの、という意味です。 勉強にも同じことが言えます。落ちる子は「朝型が夜型よりいいらしい」「休み時間にチョコを食べるといいらしい」「A問題集はB問題集よりいいらしい」「P塾がS塾よりいいらしい」と限りなく“下手な考え”に熱中する。 そんな時間があったら数学の問題を1問解け! 他塾から移ってきた子に 「この問題をやってみて」 と言ったら、問題の横に解答を置いて読みだした。それは、入力というのであって出力とは違う。講師の解説を聞いたり、参考書の解説を読むのは「解く」とは言わない。 注意をしたら 「ボクの勉強方法を否定するのですね!前の塾ではこう教わりました!!」 と言う。面倒くさいので放置した。学園ドラマなら叱咤激励して間違いを修正してやるのだろうけど、現実はそんなに甘くない。修正しているうちにライバルは遥かかなたに進

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「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(3)

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(3) Let us take warning from another's wound.  (St. Jerome) 受験に失敗する人には共通点があります。それは、探求心の欠如とでもいうもの。たとえば、旧帝や国立大学医学部の入試問題は年度による変動はありますが「ボーダーは65%。合格者の平均でも得点獲得率が7割程度」という事実があります。 それなのに、満点を取ろうとする人がいます。確実に落ちます。合格するためには数学が5問出題されたら「3問は確実に解き、1問は手をつける」のが正しい合格の仕方です。理Ⅲや京大医学部のトップ合格でも8割が限界であるように問題が作られています。 それを勘違いして「解かなくてもいい問題」ばかりにこだわる人が多い。確実に落ちます。そういう間違った作戦を立てて質問してくる生徒には 「もっと基本的な問題を確実に解けるようにした方がいい」 と思うのですが、どうしてもこだわる。難問を解くのが難関大に合格する鍵だと勘違いしているのです。 私が京大の成績開示を見せたら(英語8割、数学7割の正解率) 「講師のくせに英語は2割、数学は3割も

「旧帝・国立大学医学部」受験対策講座(3)