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イナベより愛をこめて(10)ありのまま

イナベより愛をこめて(10)ありのまま 喫茶店でモーニングを楽しんでいるとき、隣に客が座り大声で話し始めたら誰でも自分の大切な時間が台無しになって怒りの感情が湧く。しかし、それでは自分が大声の客の犠牲者になってしまう。 自分の貴重なモーニングタイムの時間に誰が隣に座るかは、完全に偶然の出来事。つまり、自分でコントロールできない事態だ。自分でコントロールできないことは、ありのまま受け入れるのがいい。 私たちはコロナが世界中に蔓延することを予測できなかったし、ウクライナで戦争が勃発することも予測できなかった。これからも、予測できない「まさか!」の出来事の連続だろう。私たちは、コロナをコントロールできないし、プーチンが何を考えているのかも知ることができない。 私たちは自分の持ち分の領域で、時間的、身体的にできる最善のことを行うことしかできない。それでいいのだと思う。美容院の方は素敵な髪型を考え、宅配の方は荷物をお客様に届けることに全力を尽くす。 私は塾講師だから、頑張って教える。少子化や不況に悩まされても、知恵を絞って朝から寝るまで頑張る。それ以外にできることがないのだから、それでいいのだ。

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「お花畑論議」は怖くありませんか?

「お花畑論議」は怖くありませんか? 防衛費増額と同盟強化に反対する人がいるが、非武装中立論は「防衛費がゼロで、同盟なし」となり、戦争確率を高めるだけだ。 ウクライナには核兵器があった。しかし、いろいろあって核兵器を放棄した。今回のロシアの侵略行為をアメリカやNATOが手出しできないのはロシアが核兵器の使用をチラつかせるからだ。この状況を世界中が眺めているわけだ。 つまり、 「核兵器があると他国は手出しができない。たとえ、アメリカでも」 と学んでいるわけだ。すると、北朝鮮がどんな制裁を受けても核開発を続けるのが“正解”ということになる。 日本の野党は憲法第九条を守れば大丈夫と言うが、プーチンや習近平に通用するとは思えない。 もし、ウクライナが核兵器を持っていたら今回の侵略は起こらなかったらしい。とすると、日本の現状はどうなのか?核兵器どころか、通常兵器を充実させる防衛費の増額を野党は反対している。 かろうじて、プーチンの北海道侵略を思い留まらせている理由は「日米同盟」。ところが、野党はこの日米同盟さえ廃棄するのが日本のとる道と主張している。これは、自ら戦争を招き寄せていることを主張してい

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