第3話 - 第3話 - 第二話「消えた真実」
あの日以来、僕は何事もなかったかのように毎日を過ごしている。それも当然だろう。もしかしたら急な用事ができて会えなかっただけかもしれないから。まだチャンスはあるはずだ。僕は決して諦めることはなかった。
しかし、一向に連絡が来る様子はなく、不安になり、そわそわしていた。日がどんどん過ぎるうちに、彼に対する興味は次第に薄れていった。
そんなある日、たまたまテレビをつけた瞬間、ノベルに関するニュースが報道されていた。ニュースキャスターは「今年もノベルさんが芥川賞を受賞しました」と言った。僕は「最近、ノベルさんはどうしているのかな?」とふと思い、スマホで検索サイトを開き、彼の最近の活動について調べ始めた。
その瞬間、体に衝撃が走った。「彼の成功はすべて不当な行為によるもの!!」というネット記事を発見したからだ。すぐにその記事を開くと、彼が持つ「特別なノート」が彼自身を作ったという、信じ難い内容が書かれていた。信じられず、これをフェイクニュースと見なし、読み飛ばした。
ノベルに関することを調べているうちに時間が過ぎ、もう就寝の時間になった。スマホの電源を切って充電し、すぐにベッドに向かった。しかし、心の奥底では「また明日も彼について調べてみよう」と決意していたため、なかなか眠れなかった。
翌日、ポエムはいつもどおりに起き、顔を洗い、歯を磨き、再びネットで検索をかけた。すると、また衝撃が走った。「えっ、昨日の記事は本当だったのか?」とポエムは思わずノベルに関する動画を開いた。すると、女性キャスターが「ノベル氏は今ネット民からものすごい反感を買っています」と言い、続けて男性キャスターが「加えてノベル氏はこのことについて否認しています」と続けた。
さらに数日後、ネット上だけでなく、公の場でも彼の行為に対する批判運動が起こっていた。それ故に、この状況が収まらないと思っていたが、一瞬にしてネットや社会からその事に関する一切の情報が消え去った。
僕は気になり、周りの友達や親にこの事について聞いてみた。しかし、誰もその事件を知らず、私を除いて誰一人として覚えていなかった。