第16話 - 1章ー2 獣人の王たち
4・獣人の王たち
リグエル「光輝さんの才能や頭脳面は、まだお会いしたばかりの僕ではわかりません。でも、容姿に関しては自身をもっていいと思いますよ。光輝さんは充分可愛らしいお姿ですから。」
光輝「そう、でしょうか...」
リグエル「それに、異能に関しては光輝さんには必ず異能があると断言します。何故なら、異能ある人間でなければ、毎日獣人の体液に耐える力は無いからです。今はまだ、異能が目覚めていないだけですよ。」
光輝「そこまで言うなら、わかりました。ご協力させていただきます。」
リグエル「ありがとうございます。」
そう言って、リグエルはまた深々と頭を下げた。