第33話 - 第二集③ 幼なじみ
今から10年前。紫苑と癒良は出会った。
ある日。紫苑の父親は、安倍・土御門全家系参加の話会に出席する為に本家に行こうとしていた。本家での話会の時は、家にまだ幼い上に安倍家直系の唯一の女子である紫苑を置いて行くのは危険、ということで両親はいつも紫苑と一緒に本家に行っていた。
紫苑「楽しみだなぁ!ひさしぶりに清秋にいちゃんに会える♪」
幼い紫苑は、両親と共に本家に行くのをいつも楽しみにしていた。理由は簡単。話会が終わった後は、いつも清秋が遊んでくれるからだ。(中学生以下の分家の次期当主やその妻候補は、本家の次期当主と違い、最後まで話会に出なくても良い。)
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紫苑「清秋にいちゃん!遊ぼう!」
清秋「紫苑、ごめんな。オレ、いつも通り話会に出ないといけないから。」
紫苑「わかってる。ごめんね。おわったら遊んでね!ぜったいだよ!」
清秋「じゃあ、指きりしようか。」
紫苑「うん!」
紫苑・清秋「「ゆーびきりげんまん、うそついたらはり千本飲ーます、ゆび切った!」」