なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!〜神託の章〜
第2話 - 夢...?
私が目を覚ますと、見慣れない天井が瞳に映った。
「どこ?...ここ...」
体が重たい、動かすのもしんどいくらいだ。
私が声を上げた時に歓声を上げて喜ぶ人物がいた。
「カリン!、目覚めてくれたのね!、母さん本当に心配しちゃった」
そういいながら、私を抱き締める女性に顔を向ける。
女性は20から25歳くらいの若い人物で、茶髪の長い髪が特徴的だ。
ただ、私は彼女のことを知らないが、彼女は私のことをカリンと呼んだので知り合いなのだろうか?。
「というか...、母さん?」
私は質問するように聞くと、女性は答えてくれた。
「そう、私はあなたのお母さんよカリン、あなたは四十度の熱を出して九死に一生を得たの、本当に奇跡が起きてよかった...」
大の大人が泣きじゃくるほどのことなので、私の身には相当やばいことが起きたのだろう。
その証拠に、私の体は全然動かない。
気がつくと、喉が渇いてきたので「水...」と呟いた。
母さんは水をコップに入れて持ってきてくれたので、私はお礼を言いながら飲み干す。
すると...、少し落ち着いたのでもう一度眠りにつく。
夢なので大丈夫、もう一度目を覚ませばいつもの部屋で目覚める...。
私は目を閉じると、すぐに眠りに入った。