やっと「組」を抜けられた!!


キョウダイセブン2022/01/28 01:19
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やっと「組」を抜けられた!!


 「組」と言っても暴力団の組じゃないですよ(笑)。日本全国、地方にいくとある自治体の下部組織の「組」です。私は高校を卒業した後、大学は名古屋で生活していたし、大学卒業後や愛知県の刈谷に住み、アメリカに住み、10年くらい故郷の町を離れていました。


 帰国後も、両親が健在だったので「組」の会合である「寄合」は親が出席していて組とは関係がない生活を送っておりました。ところが、3年前に母が亡くなり周囲の人は私が組を引き継ぐと思っていたようなんです。


 でも、私は葬式後に

「私は組に入りません」

 と、隣の人にも前の家の人にも告げました。すると、驚いた様子で「そんなこと出来ません!」と言ってきたのです。理由を尋ねると

「昔からそういうことになっているから」

 でした。


 私は塾を経営していて寄合がある夕方は授業中です。周囲の人が暇で旅行やイベントを計画する祭日やお盆休みなどは、塾講師にとって「講習会」で一番忙しい時期。だから、組の活動には全く参加できないんです。

 もちろん、説明しましたよ。それに、ここでは八幡祭りという行事もあれば香典返しなどもある。私はクリスチャンだから神社の協力金は出せないし、香典のような仏教のしきたりも守るわけにはいきません。


 そもそも、たまたま近い場所に住んでいるからといって友達になれるわけないじゃん。すると、

「組を抜けるとゴミ出しなんかも出来なくなるぞ!」

 と、恫喝が始まりました。そこで、市役所の市民相談所のような窓口で事情を話して組を抜けたいと言ったのです。


 すると、市役所の職員も

「自治会長さんに事情を話してみます」

 と、あまり乗り気じゃない様子。

「市役所も自治会にはいろいろお世話になってましてねぇ・・・」 

 

 そうこうしているうちに、3年が過ぎました。今年、組長が変わったそうで新しい方が自治会費の集金にやってきたので改めて自治会を抜けたいと言いました。そして、やっと抜けることが出来ました。

 

 よくテレビで田舎暮らしにあこがれて田舎に移住したら、時代錯誤の人間関係がこじれて都会に戻ったという話を放送しています。本当に、田舎の古くさい因習はどうしようもないと思う。


 「組」というと、もう一つ。学校の組ークラス。これも、子供版のどうしようもない古くさい因習だと思う。事実、私の塾生の子たちは私と同様に

「かかわりを持ちたくない!高校を卒業したらこの町は出ていく」

 と言う子が多い。

 学校の教師は

「クラス活動を通して人間関係を学ぶ」

 なんて、言うけどウソっぱち!


 私のいたローガン中学校ではクラスは存在せず、授業毎に生徒が移動していました。部活動も存在しませんでした。午後2時半になったら消灯で、学校には先生も生徒もいませんでした。それでも、日本より人間関係は良好でしたよ。

 

 強制的に同じ空間に閉じ込める日本のやり方はイジメを誘発するだけです。強制的に部活動をやらせなくても、生徒どうしのつながりは出来ます。組などなくても、友達はできます。


 自治会費を徴収して、組はなかなか抜けられない。これって、上納金を納めさせて組を抜けるなら小指を詰めろというヤクザと同じじゃないですか。学校も、生徒会費を徴収してクラスは登校拒否するまで抜けられない。基本的に暴力団の掟と何も変わらない。なんで、他の国ならできるのに(中国や北朝鮮は除く)日本は変えられないのだろうか?


 都会には「組」なんて無いけど、何も困っていない。だから、若者は田舎を捨てて都会をめざす。地方がさびれてゆくのは自業自得だよ。

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